概要
リーフランドのウェルグローブの森の奥にある孤児院の『マザーズ・ガーデン』に住んでる13歳の少女。
心優しくしっかりした性格だが、マザーズ・ガーデンはソローネ・アングイスを含む黒蛇盗賊団の『母』であるマザー(外見は太ったIKKOでそれについてプレイヤーからネタにされてる)が治めていて、そこでも子供達を「蛇の卵ちゃん」と呼んだり子供達に盗賊としての技術を教えさせてるだけじゃなく、中庭の奥の鐘に子供を縛ってムチで虐待したりと悪質な所は同じである。
その事については孤児院の守衛の老人も心を痛めていた。
孤児院については心優しいヒカリ・クは子供達に盗みを教える事を哀れみ(それについてソローネも「ヒカリみたいな人間がたくさんいたら良いね」と答えていた)、パルテティオ・イエローウィルは孤児院を買い取って『パルテズ・ガーデン』に改名して盗みじゃなく商売を教える事を答えていた。
それ故に彼女は盗みもナイフも使いこなせるが、問題は彼女がそんなマザーを本気で慕っている所である(アートブックによると、お姉さんらしさとマザーに依存する危うさを出したとか)過去に捨て子である自分をマザーが優しくしてくれたからだとか(マザーの性格的に表向きの態度かもしれないが、ピルロ等お気に入りに対して歪んだ愛情を向けてる所もあるのでそちらの可能性もある)
マザーは彼女に優秀な盗みが出来た褒美としてソローネ達と同じ首輪(ムリに取ろうとすると首輪に仕組んでる毒が全身を蝕み死ぬ仕組みで、毒は彼女が治めてる孤児院の中庭にある黒いバラを使って作ったとか)を彼女に付け、彼女自身も「素敵な首輪」と嬉しそうにしていた。
盗賊の掟として「従わせるには痛みが一番」と彼女を鐘に縛り付けておとぎ話を聞かせながらムチで虐待され、マザーを追って辿り着いたソローネがそこでマザーに「あんたをおしおきしに来た」と発言しながら決着を付けるが、
「お願い!殺さないで!」とマザーを庇うのだった。
それでもソローネはマザーを殺し、鍵を奪ったのを見てミラは彼女を激しく恨み復讐に目覚めるのだった(その前にシスターに変装した事には気付かす新しいシスターの一人だと思い、ソローネが虐待された子供の為にハンカチを貸してあげた事について礼を言った)
ソローネもそれを受け止めて自身の名前を告げて立ち去った。
守衛の老人はシスターがソローネである事を知ってる上でその事を咎めなかった。
その為、ソローネ編クリア後のイベントで彼女がソローネを追ってロストシードに行った事を守衛の老人が心配そうに伝えていた。
ソローネへの復讐の為にロストシードまで追ってきたものの、その時には既にいなかった事がゴンドラの老人が伝える。
自身の本当の母親はロストシードにいた事、守衛の老人が自分を気遣ってくれた事を知った彼女は復讐心を捨てて「私がみんなのママになるわ!…もちろん、おしおきなんてしないわ」と笑顔が戻り新たな人生を歩む事が出来た。
なお、守衛の老人はゴンドラの老人が自分にそっくりな事に驚き、ゴンドラの老人もそれについて意味深な発言をするが両者の関係は不明。
エクストラストーリークリア後には守衛の老人とゴンドラの老人と共にニューデルスタの大劇場を訪れる姿を確認出来た。