「Mirage Magnum」
概要
仁藤攻介/仮面ライダービーストの使用する銃。
主に強化形態のビーストハイパーで用いるが、通常形態や変身前でも使用可能。
元々は朝比奈考古学研究所の古学者・中本治(演:有薗芳記氏)がアフリカのニオール文明の遺跡でハイパーリングと共に発掘した物。
当初は石化していて使用不能だったが、ビーストハイパーに変身するとその余波によって本来の姿となった。このため使用は生身でも可能だが解禁にはハイパーへの進化が条件の模様。
劇中の新聞記事によると「紀元前5世紀から4世紀ごろに造られた」とされているが詳細不明。
外見
引き金「シュートリガー」とグリップ「マグナントステム」と銃身はブルー。それ以外はゴールドという、持ち主に負けず劣らずド派手な見た目。中でも銃口に向かって跳びかかるような金のライオンのレリーフ「ディヴァインミューラル」が目を引く。
上には指輪をセットする「リングスロット」と魔法の鏡「ミラージュ・スペクター」が前後に並んでいる。
銃口にある赤い結晶「リフレクトモータル」は魔力を増幅。銃口の上下にある赤い制御装置「タスクポインタ」によって魔法の弾丸をコントロールする。バレルの「アサルトブランチ」はソーセリウムという特殊合金でできていて反動による自滅を防いでいる。
必殺技
シューティングミラージュ
ハァイパァー!マグナムストライク!
「リングソケット」に口を開いたハイパーリングをセットして発動する必殺技。
ハイパーリングを押し付けると「ハァイパァー!」の認識音がして準備状態となり、リングを離すと「マグナムストライク!」の音声と共にアラートのような待機音の鳴る状態に移行。トリガーを引く事でビーストキマイラ型の魔法弾を放ちファントムを喰らいつくす。
リングを押し付けてから銃撃するまでの間、「ミラージュ・スペクター」にはビーストキマイラの顔が浮かび上がる。
初回ではハイパーリングの口が空く事を知らなかったため必殺技の使えず当惑していたが、変身前にビーストキマイラが言っていた「口を開けて待っているぞ」というの遠回しなヒントを思い出して発動に成功した。どうやら本当に開くとは思っていなかったようで「ああ! 口開いた!?」と驚愕していた。
ビーストのもう一つの武器であるダイスサーベルの必殺技が安定性に欠いているため、ミラージュマグナムを入手してからはこちらを多用している(しかしTV本編の最後で使用したのはダイスサーベルだった)。
立体物
鏡面獣銃 DXミラージュマグナムとして2013年3月30日に一般販売。
ハイパーウィザードリング付属。
余談
- マグナムというのは「火薬の量を増やした弾薬」ならびに「それを使用する銃器の商標(商品名)」であって銃の種類ではない。
- ライダーの追加武器が変形機構のない銃というのはデネビックバスター以来になる。デネビックバスター自体は変形したモノだが。
- 名前の由来は「鏡(ミラー)のついた獣の銃」で「ミラージュ(ウ)」と思われる。
- ミラージュ=Mirageは蜃気楼の事。鏡を意味するミラーは「Mirror」である。
関連タグ
バッシャーマグナム:半魚人の緑色マグナム。
メテオストームシャフト←ミラージュマグナム→ソニックアロー