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概要

日本コンピュータシステムは、ERP、金融向け、組み込みソフトウェア、通信系システムに特化した事業を行っている企業であるが、1980年代後半から2000年にかけては、パソコンや家庭用ゲーム機などで様々なゲームを開発・販売していた。

ゲーム事業から撤退後は、メサイヤブランド著作物及び「うみにん」(『改造町人シュビビンマン3』の隠れキャラ)のライセンス許諾事業を行っていた。

NCSがゲーム事業から手を引いた後は株式会社クロスノーツがメサイヤの版権を「NCSとの代理店契約(※)」という形で利用した作品をリリースしていたが、『重装機兵ヴァルケン』や『ラングリッサーⅢ』といった往年の名作の改悪に加え、ユーザーや親会社の逆鱗に触れるような行いが続いたためか、クロスノーツの業務停止に伴い2007年以降からは株式会社エクストリームがNCSとの間で版権や商品化権等における代理店契約を締結し、旧作のデジタル配信などを行ってきた。

(※)よく間違われるがこの時点ではNCSはあくまでゲーム事業から撤退しただけに過ぎず、ゲーム作品の版権についてはNCSが引き続き保有していた。

2014年4月、エクストリームは旧メサイヤブランドに加え、インディーズ作品の企画/開発/プロデュースを支援するための新ブランド「メサイヤゲームス」を立ち上げた。その後、同年11月にはNCSとの間でメサイヤブランドに関わる全ゲームソフトの権利をエクストリームが譲受する契約を締結したことを発表。これによりメサイヤブランドの全IPはNCSの手を離れ、エクストリームが保有する形となった。

余談だが、エクストリームの現CEOである佐藤昌平氏はかつてNCSでメサイヤブランドの事業部長を務めていた人物であり、版権譲渡についても氏の提案が発端となっている。

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メサイヤ(ゲームブランド)
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