クロスノーツ
くろすのーつ
NCS(日本コンピュータシステム)のゲーム部門のブランド「メサイヤ」のライセンスを手に入れ、後にシューティングゲームや脱衣麻雀で有名な彩京を吸収合併、数々の名作でファンを魅了した「メサイヤ」「彩京」2社のブランドを所持していた時期があった。
が、以下の実績により信頼度は落ちるところまで落ち込み、同社によって思い出の作品を蹂躙されたファンからは「糞脳鬱」、または「クソノーツ」などと呼ばれ、忌み嫌われている。
往年の名作を単なる金づるとしか見なさず、のらりくらりと責任を回避しようとする詐欺まがいな仕事振り故に、旗振り役の原神敬幸氏は当時の親会社の人間から「てめェにゲームを作る資格はねえ!」とまで罵倒され、業務提携を切られて絶縁状態に陥る結果となった。
その後は寄生虫のように宿主となる提携先を変えては駄作を乱造した結果、やがてファンや提携先の会社からはそっぽを向かれ、これらの悪評を受けてかメサイヤのブランドは株式会社エクストリームへと移されて現在は実質業務停止状態となっている。
なお、この株式会社エクストリームを設立した佐藤昌平氏は、クロスノーツを設立したのと同一人物である。
また、2005年には彩京のスタッフを追放し、都合よくブランドだけを手中に収めるが、その一方でクロスノーツ側のスタッフの大半は、同社の経営が危うくなるや否や、元彩京のプログラマーでもあった前述の原神氏が設立した新会社であるゼロディブに移籍し、そこでも既存のゲームに泥を塗る行為を繰り返している。
同社が開発に関与したPSPの某RPGに『ウィザードリィエクス2』(PS2)のソースコード転用疑惑が持ち上がった事はご存知の方もいるだろう。
近年ではかつてのコンパイルの名作『魔導物語』に魔の手を伸ばしつつあるようだ。
なお、宙に浮いた彩京の版権はその後ゼロディブが保有することとなった。
2019年3月にはゼロディブが株式会社シティコネクションの完全子会社となったことが公式に報じられた。それと同時にゼロディブが保有している彩京の版権/IPは親会社であるシティコネクションの管理下となった。
こちらではソースコード紛失等により公式で劣化版と認めた『ゼロガンナー2-(マイナス)』という例もあるが、それ以外ではそこそこ質の良い旧作移植を展開しており、以前の様な騒動には発展していない。
2004年
メサイヤの名作ロボットアクションゲーム『重装機兵ヴァルケン』をPS2へ移植するにあたり、得体の知れない韓国のゲームメーカーに丸投げした事でとてつもないクソゲーが出来上がってしまい、内容のあまりの改悪ぶりに旧来のファンからはクレームが殺到、ソフトの買取を拒否するゲームショップも後を絶たなかった。
また、彼らの怒りを代弁するかのごとく粉々に叩き割られたゲームディスクの写真がインターネット上に広まり、一部で話題を呼んだ。
また、PS2用ソフトとして発売された『彩京シューティングコレクションVol.1 STRIKERS1945 I&II』(販売元はタイトー)でもその前年にリリースされたセガサターン・プレイステーション版にあった特典映像等はごっそりカットされ、ゲーム本編もSEの音量が大きく設定されていてBGMが聞き取りづらくなっていたりと相変わらずのクロスノーツクオリティを見せ付け、ファンを失望させた。
アーケードゲーム移植作品には至極当然のように付いているハイスコアやコンフィグ等のセーブ機能すらないのも致命的で、移植以前の問題とも言えよう。
結局ファンは以前のSS・PS版を手放す事はなかった。
2005年
ヴァルケンだけに飽き足らず、翌年はメサイヤのセガサターン用ソフトとして発売された
『ラングリッサーⅢ』にも魔の手を伸ばし、PS2移植版として発売(販売元はタイトー)するも、女性キャラの衣装デザインが控えめな表現になったり、オリジナル版にあったシステムが削除されていたりと、酷い劣化移植になった。
また、どういうわけかこの年になり元彩京の製作チームを全員リストラ。
そんな中、彩京の『戦国ブレード』に次ぐ続編としてPSP用ソフトの『戦国キャノン』が発売されたが、やっつけ感が見え見えで旧来のファンからは酷評を浴びる。
この年は彩京社員、ならびにファンにとっては最悪の1年となった。
2009年
長らく移植に恵まれていなかった『STRIKERS1945 plus』を突然思いついたかのようにPSPに移植(販売元はアークシステムワークス)したが、各種デモや一周クリア時の評価画面、二周クリア時のスタッフロールは軒並みカット、コンフィグ機能が無いのは言わずもがなである。
しかも二人同時プレイで片方がゲームオーバーになると有無を言わさず強制終了したり、ライトニングの特殊攻撃ゲージが溜まるのが早過ぎる、とゲームとしても所々に破綻をきたしている。
しかしながらPlus自体は『STRIKERS』シリーズのファンにとってそれほど評価の高い作品ではない事と、度重なるクロスノーツの杜撰な仕事振りから最早誰からも見向きもされてはいなかった。