概要
『真・女神転生Ⅱ』に登場する、悪魔が跳梁跋扈するようになった世界に対し、唯一神を頂点とした法による秩序で対抗し、そしていずれ現れるというメシアによる救済を信じるメシアン(メシア教徒)の一員で、その名の意味は屠殺人。
『真Ⅱ』の舞台であるTOKYOミレニアムは、神の怒りの洪水によって滅びた東京の生き残りが、メシア教が建造した人工島「カテドラル」を起点に造り上げた共同体で、メシアンたちはそれぞれの能力に見合った役職に付いて各エリアで働いている。
その中でブッチャーは、食料生産を行うファクトリーエリアで、普段は食肉用に開発されたデモノイド・デミナンディを手にした大きな斧で屠殺・解体し、さらに暴走したデモノイドや反逆者らも屠る役目を持つ、強面の割にはそれほど強くない最下位の教団員として登場。
ベルトには威圧感を中和するためかスマイルマークのような装飾がある、半裸にマントの恰幅が良い褐色肌の男で、これは地獄突きを得意としていた昭和の悪役レスラーアブドーラ・ザ・ブッチャーを姿のモチーフにしたためである。
悪魔により精神を不安定にされやすいようで、センターの依頼で暴走したデミナンディを倒すために訪れたアレフに対しても、「じごくづき」と「かいてんぎり」の体術スキルで何故か襲いかかってくるが、会話で仲魔にすることも可能。
またメシア教徒などの人間タイプの仲魔(便宜上こう称する)は、三身合体の素材にすると自身のレベル以上の悪魔を生成でき(余談だがバグ技であるのだという)、さらにスキル継承も可能なので上手に活用できればさらに攻略が楽になる。(人間を素材にする心理的抵抗が無ければの話しだが。なお更に余談だが合体の結果別の人間タイプの仲魔が生まれる事も)