プロフィール
種族 | 悪魔族(デーモン)/上位魔将(アークデーモン)→悪魔公(デーモンロード) |
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所属 | 魔国連邦 |
称号 | 悪魔界の大公爵、灰の王 |
魔法 | 元素魔法、暗黒魔法 |
能力 | ユニークスキル「採集者(カリトルモノ)」 |
概要
モスは、「原初の白」に従う従者。
原初に従う従者の中で最も格が高く、数万年無敗の原初に次ぐ実力者。
小学生のような見た目をしており、テスタロッサには絶対服従を貫いているが、その本質は大公爵の悪魔であり、自分より弱い者に対しては尊大な態度を見せる。
経歴
魔国連邦に来る前は、東の帝国の近隣を統べる「原初の白」の側近として君臨しており、「原初の紫(ヴィオレ)」と「原初の黄(ジョーヌ)」との3柱で勢力争いに明け暮れていた主の手足となって働いていたが、突如名持ちとなった変t...原初の黒(ノワール)が現れ、三柱とその配下と共に無理矢理連れてこられた。
彼の主がリムルに惚れ込み、臣従の意を示したことで、彼もリムルに忠誠を誓った。
その後、リムルから依り代と名前を受け取り、悪魔公(デーモンロード)に進化。
それからは、外交武官となったテスタロッサに付き従い、西方諸国の評議会に出席し、魔国連邦の地位を盤石なものとした。
強さ
戦闘力は原初を除くと悪魔トップであり、ギィの従者からも、「彼は原初に次ぐ実力者」と警戒されていた。
ユニークスキル「採集者(カリトルモノ)」
小さく分離させた多数の「分身体」を出せる能力。
分身体を各地に飛ばして情報収集することが可能であり、そこで会話された内容を聞き取ることができるため、テンペスト周辺国の情勢などを一瞬で把握できる。次元が断絶された異界でも使うことができ、ソウエイと共に諜報活動を任せられることが多い。
武器
無限円環(ループアニュラス)というチャクラムを使う。この武器は、テスタロッサの覚醒と共に神話級(ゴッズ)に進化した。ちなみに存在値は約100万。
必殺技
モスの必殺技、虚喰無限獄(インフィニットイーター)は、肉体を媒介として発動する暗黒魔法。
自分と同等の魔素量(エネルギー)を吸収する凶悪な性質を持ち、存在値をそのまま攻撃力に変え、相手を吸収する技。
人物
力や立場が上である者(リムルやベニマル)には極めて従順だが、自分よりも立場が下の者(ゴブアなど)には尊大な態度をとる。
非常に有能であるが、常に我儘なテスタロッサに酷使される苦労人(悪魔?)。テスタロッサに代わって分体で西方配備軍の指揮も兼任しており、リムルはモスを正式に軍団長にしようかと思ったが、テスタロッサの八つ当たりを受けるであろうモスをディアブロですら可哀想だと同情しており、やめておいた。
活躍
「勇者覚醒編」
テスタロッサと共にリムルの配下となってすぐに、テンペスト周辺国家の情報収集及び、テンペストに害をなそうとする国家に対する対応の役割を任せられる。リムルが初出席となった西方諸国評議会にも参加し、北方に魔導王朝サリオンの飛龍船が向かったことをリムルに報告した。
「戦争前夜編」
東の帝国との戦争が迫ると、「分身体」をジュラの森の東に放ち索敵を担当。
リムルの監視魔法「神之瞳(アルゴス)」で確認が難しい森の中の状況を正確に把握することでフォローし、帝国の本隊が小隊に分かれて進軍してきていることを報告した。
「深淵開放編」
ベニマルがリムルと共に帝国入りした際に、ベニマルに代わり軍団指揮を担う。
戦場広域の情報収集をしながら「分身体」を通じて指令を出していき、状況も逐一ベニマルに報告するなど、中間管理職の役割を果たした。
リムルによってテスタロッサが覚醒進化した際は、モスも「祝福」を受け、魔素量が覚醒魔王に匹敵するほどに上昇。
その後も、「八門堅陣」に入ったベニマルに代わり、主にドワルゴン防衛戦の指揮を担当した。
「時空断章編」
マサユキが東の帝国の新皇帝となると、テスタロッサが領土掌握の為に派遣され、モスも同行。当然の如くテスタロッサに酷使され、帝国貴族の実情を細やかに調査、弱みや立場をテスタロッサに報告し、貴族掌握に大きく貢献した。
「王都騒乱編」
フェルドウェイ、ヴェガを中心とした天使陣営の襲撃が始まると、主人のテスタロッサに従い王城広場へと向かい戦闘に参加する。
序盤はシエンと共に天使の力を得たライナー配下の騎士たちを相手にしていたが、途中でヴェガが邪龍獣を召喚したため、そちらの相手をすることに。
2体を相手にして攻撃のタイミングがなかっが、ルドラに召喚されたダラムダによって1体が撃破されると、モスも攻撃に転じて必殺技「虚喰無限獄(インフィニットイーター)」を発動。この魔法により邪龍獣を丸々吸収して勝利を収めた。