曖昧さ回避
- 悪魔学における悪魔。ソロモン72柱の悪魔の一柱。
- ソーシャルゲーム『メギド72』に登場する追放メギドの一人。 → モラクス(メギド72)
- ソーシャルゲーム『原神』に登場する七神の一人。 → 岩神モラクス
- アプリ『テイルズオブルミナリア』の登場人物。 →ヴァネッサ・モラクス
- メガテンに登場する悪魔。
- 漫画『魔入りました!入間くん』の登場キャラクター。→モラクス・モモノキ
概要
『ゴエティア』では21番目、『悪魔の偽王国』では15番目に記載されている。
『悪魔の偽王国』ではフォライー(Foraii)、『大奥義書』ではファライー(Faraii)、アレイスター・クロウリーとマクレガー・メイザース編『ソロモン王の小さな鍵』ではマラクス(Marax)、アーサー・E・ウェイトによる魔術書アンソロジー『儀式魔術の書』ではフォルファクス(Forfax)の異称を伝える。
『大奥義書』によれば、サルガタナスの部下である。
石と薬草(ハーブ)の力と効能に通じており、また、天文学や他の教養学について教え、良い使い魔を与えることができるとされている。
「ラッド博士のゴエティア」によると、彼に対抗する天使の名はネルカエル(Nelchael)。
著述家のフレッド・ゲティングズは著書『悪魔の事典』でモロクとこの悪魔を関連づけており、後述の女神転生シリーズ作品に反映されている。
メガテンにおけるモラクス
※左から2番目
『ストレンジジャーニー』で初登場したバイソンの頭部を持つ悪魔で、種族は魔王。
SJにおける最初のボスであり、過去作に登場したモロクと同一視されている。
なお初代『女神転生』に登場した鬼女ファライという蛇女姿の悪魔は、昭和に出版された『悪魔王国の秘密』という児童書に記載された女悪魔(紋章はダンタリオンのもの)が元ネタで、モラクスの別名であるフォライーから名づけられたものらしい。