機体概要
国家解体戦争後からリンクス戦争時代におけるオーメル社の標準フレームの一つ。空中戦を想定した機体とされる。
当時の盟主であったローゼンタール社との関わりもあり、軽量でバランスの良い構成となっているが、コアが中量型であるCR-HOGIREを使用してるため、特化機(イクバール社のSALAFや、同型パーツと軽量型のコアを併用するホワイト・グリントなど)程の性能は出ないとされる。
名前の元ネタはトランプの絵札の内、ハートのクイーンのモデルとなったとされる旧約聖書第二正典「ユディト記」に登場する未亡人。彼女の住む町に攻め寄ってきた将軍ホロフェルネスの寝首を掻いている。
構成パーツ
HD-JUDITH
AC4シリーズにおけるアンテナ頭。PA性能のほかカメラ性能も高いが、見かけ通り耐久性は高くない。
AM-JUDITH
他の軽量腕部と比べて飛びぬけたものはないが、実装甲とPAのバランスに優れる。
LG-JUDITH
SOLUH、LINSTANT等の特化型に比してやや華がないが、軽量脚部の中では特に地の防御力が高い。
GN-JUDITH
軽量ながら容量・出力面で充分な性能を持ち、KP出力に偏重したランスタン程の極端さがないため、軽量型での持久戦型に向く。
FS-JUDITH
ミサイルロック速度がFS-HOGIREよりも高くなっており、ミサイル系武器の運用がしやすくなっている。
ブースタ類
メインブースタは上昇効率が高く、空戦を指向する機体で重用される。
サイドブースタは持続を重視した代わりにに出力面に不安が残る。
オーバードブースタはOBを使用しない、もしくは長距離移動において候補に挙がる低負荷・低消費型で、ACfaではアサルトアーマーを搭載したタイプも登場している。
また、AC4ではレーザーライフルとレーザーブレード、散布ミサイル、ECMメーカーを装備してパッケージングされる。
派生機
TYPE-HOLOFERNES(xbox360版ではTYPE-KURAKEN)
※画像はTYPE-HOLOFERNESをベースとしたセロの機体「テスタメント」
TYPE-JUDITHをベースとしたオーメルの第2標準機。
頭部とサイドブースタを換装したほか、武装も変更されている。(ライフル、アサルトライフル、レーザーキャノン、PMミサイル)
元ネタは旧約聖書第二正典「ユディト記」において、ユディトに首を斬られた将軍の名前。
- 頭部(HD-HOLOFERNES)
極限まで無駄を省いた、4シリーズにおける「皿頭」。ユディト以上に脆い実験パーツであり、CR-HOGIREとの組み合わせもあって文字通り「首無し」風のACとなっている。
- サイドブースタ(AB-HOLOFERNES)
QB性能を重視したものであり、高出力で噴射時間が長く、数値以上にEN容量を消費する使用難度の高いパーツ。この設計思想が、後にライールのブースタ類に受け継がれている。
使用者
- セロ(No.6)/テスタメント:ホロフェルネスをベースにした機体を使う唯一のリンクス。
- パルメット(No.13)/アンズー:ユディトを使用。空戦スタイルを確立させた功労者。
- ミド・アウリエル(No.30)/ナル:ユディトを使用。国家解体戦争後に登録された才女。
- アマジーグ/バルバロイ:AB-HOLOFERNESを組み込んだSALAFを使用。ジョシュアと並び常時2段QBを使用する強敵。
- ジョシュア・オブライエン(No.40)/ホワイト・グリント:ユディトの腕部・脚部のほか、AB-HOLOFERNESを使用。
- ブッパ・ズ・ガン(ORCAランク11)/ビッグバレル:ユディトの頭部を使用。
- オールドキング(ORCAランク4)/リザ:ホロフェルネスの頭部、ユディトの腕部・ブースタ等を使用。
・・・etc