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アマジーグ

あまじーぐ

アマジーグとは、フロムソフトウェアのハイスピードロボットアクションゲーム『ARMORED CORE4』に登場するリンクス(アーマードコアネクスト専用のパイロット)である。
目次 [非表示]

「その力で・・・貴様は何を守る!?」

概要編集

CV:小野大輔

反企業体制勢力「マグリブ解放戦線」に所属するリンクス

企業連の管理下に与しないため、管理ナンバーを持たないイレギュラー・リンクスである。

イクバール製軽量機ベースのネクストACバルバロイ」を駆る。高い操縦テクを誇り、企業側勢力からは「砂漠の狼」と呼ばれ恐れられている。

ストーリー上では主人公と最初に戦うことになるリンクス。


AMS適性(ネクストを操縦するための先天性の能力)は最低ランクだが、それによる致命的な精神負荷で自身を追い込む事により、更に高い戦闘力を引き出している。味方をコジマ汚染から守る為に単独で戦い続け、マグリブ解放戦線内では英雄視されている。

仲間であるススとは違い、致命的な精神負荷を受けている割には会話はしっかり出来、主人公アナトリアの傭兵に「何を守るのか」などを問いかけてくる。

ただし、精神負荷の影響を確実に受けていることもまたセリフから読み取れる。


戦闘時には機体の機動性を活かした戦いをする。


搭乗ネクスト編集

悪いが、まだ死ねんのだ

バルバロイ

イクバール標準機「SARAF(※)」を駆り、ショットガン、ライフル、散布ミサイルと言った中近距離での戦闘に重きを置いた機体。高出力のサイドブースターを主軸に置いた瞬発力のある横に広い戦闘を展開する。


序盤という事もあってか、ジェネレーターやサイドを除くブースターの微妙さ加減など隙も多めだが、パーツの揃ってない時期で初見であれば操作に十分慣れていない状態で戦う相手にしては群を抜いて強い。というのもAIの関係上、AC4シリーズにおける必須とは言えないが重要な特殊テクニック「二段クイックブースト」を絶妙なEN管理で遠慮無く連発し、カタログスペックを遥かに上回る驚異的な機動力と高い命中率でこちらを粉砕してくる。二段QBをキャンセルして二段QBを使用する人外の荒技を見せるのはこいつかジョシュア・オブライエンのホワイト・グリントくらいなものと言えば、その強さは簡単に伝わるだろう。

ブースターの出力を効果的に使いロックを振りほどき有利な距離から攻撃し、反撃が来ればその出力の高さを活かして回避するという戦闘スタイルは、単純ながら非常に強い。


軽量二脚の美味さである取り回しの良さと単純なスペックでは計り知れないテクニック込みの機動力を存分に生かした高速機動戦でプレイヤーにネクスト戦とは何たるかを叩きこんでくれることから『アマジーグ先生』と敬意を表して呼ばれることも。

機動性に特化したが故に防御力は低いため、猛攻を喰らわせるとすぐに沈む。


なお、上述した通りバルバロイは大企業の一つであるイクバールの標準機体をベースにしている。このことからイクバールはマグリブ解放戦線を裏で支援しているということが推測出来る。企業間の対立がこんなところにも。


(※サラーフと読む。360版では諸事情からか「SARAUX」表記、「fA」では人事刷新による社名変更にともない「SOLUH(ソーラ)」に変更。)


ストーリーでは編集

主人公アナトリアの傭兵は、こんなに主人公設定を持つアマジーグを闇討ちで抹殺するべくネクストを輸送中のところを攻撃することになる。早速汚れ仕事である

ノーマルモードでは威力の高い武器で攻撃すれば持ち前の素早さを見せつけること無く起動前にあっさり撃破出来る。たとえ起動され、挙句ダメージを与えられずに一方的に追い詰められていたとしても援軍としてジョシュア・オブライエンが駆けつけてくれるので、有利に戦いを進められる。

前述のとおり、ジョシュアもまた二段QBの使い手であるため、アマジーグをして「強すぎる…」と言わせる二人の激戦ぶりは一見の価値アリである。


ただし、これは逆に言えば十分バルバロイにダメージを与えていると、ジョシュアは来ないという話でもある。その場合は出撃を許し、追い詰められたとしても、足掻いてでも頑張るのみである。


ハードモードではかなり早く起動するので必ず戦闘に突入することになる。高い機動力で建物の間を駆けまわりプレイヤーを翻弄する。さらに裏で潜む企業の差し金かジョシュアが敵援軍として来てしまうので、早く倒さないと悲惨なことになる。


ハードモードでこのミッションを難無くクリア出来れば一人前で、先生のスパルタ指導から卒業ということである。


主人公に敗れると、最期に「終わりか・・・あるいは貴様も・・・」という言葉を残して果てる。この言葉は主人公も最終的にアマジーグと同じように戦うということを暗示している。


立体物編集

コトブキヤのV.I(ヴァリアブル・インフィニティ)シリーズにてラインアップ。

前述の通り「4」に登場するネクストであるが、機種表記は「fA」に倣い「アルゼブラ SOLUH(ソーラ)」となっている。

シリーズ全体としても、ネクストシリーズとしても最後期の発売となっており、この頃にはコトブキヤの技術向上もあり、「手強い」と評判のV.Iシリーズとしては組みやすい部類であり、可動面でも良質であると評判のキットである。

またエンブレムがこれまでのタンポ印刷方式からデカール方式となっており、塗装派モデラーにとっても嬉しいつくりとなっている。


反面、ネクストシリーズの一般販売品としては珍しく発売以来長らく再販がされなかったこともあり、本キットの中古価格は高騰化する傾向にあった。


しかし、初版から10年後の2023年、前年末の発表時から多くの古兵を沸かせ、新兵を引き寄せた話題の新作の発売からそう経たない頃に錚々たる顔ぶれとともに再販が決定。

諸事情から価格は当時より多少上がったものの、ベース機がAC4における初期機体の一機、すなわちプレイヤーの数だけあるアナトリアの傭兵が駆った可能性のある機種のひとつであり、また未製品化の機体再現の観点でも機体パーツが近しいネクストを駆るハラショーに定評のある濃すぎるキャラクター性を持つリンクスが存在しているもあり、本キットを求めていた・あるいは持ってはいるがあまりの希少性から組むのを躊躇していたモデラーなリンクス達にとっては朗報という他にないだろう。


関連タグ編集

アーマード・コア AC AC4 リンクス ゲリラ 傭兵 反乱軍 スス リンクス描いてみた

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