ユーノス300
ゆーのすさんびゃく
概要
1989年10月から販売が開始された。ユーノス300は、当時マツダが推し進めていた販売店舗網の多チャンネル化に伴い、1988年11月に販売されていたペルソナをベースに、フロントグリルや丸型4灯テールランプといった主要パーツの一部意匠変更を施したバッジエンジニアリングモデルで、同社が展開していた販売店ブランドユーノスのミディアムモデルとして位置づけられていた。
主要パーツの一部意匠変更のほか、ペルソナには装着されないスポーツシートや灰皿がユーノス300の専用装備として設けられるなど両車との差別化は図られたものの販売は思うように振るわず、最終的に4746台が生産されるにとどまるなど苦戦を強いられた。
なお、ユーノス300の販売はペルソナの生産終了に伴い1992年をもって打ち切られている。
ラインナップ
グレード名称 生産年度 車両型式 排気量 新車価格 備考
1.8 タイプA (5MT) 1989年10月-1992年4月 E-MA8PE 1.789L 191.0万円 ペルソナとの主な相違点
・外装:カラーフォグランプ、丸型4灯テールランプ、リアスポイラーの標準装備化。
・内装:スポーツシート、4本スポークステアリング、灰皿の標準装備化。
1.8 タイプA (4AT) 200.3万円
1.8 タイプB (5MT) 204.2万円
1.8 タイプB (4AT) 213.5万円
2.0 タイプA (5MT) E-MAEPE 1.998L 210.0万円
2.0 タイプA (4AT) 219.3万円
2.0 タイプB (5MT) 223.2万円
2.0 タイプB (4AT) 232.5万円
1.8 タイプX (4AT) 1991年3月-1992年4月 E-MA8PE 1.789L 211.3万円 BBS社製アルミホイールなどを装着した特別仕様車「タイプX」を新設定。
2.0 タイプX (4AT) E-MAEPE 1.998L 228.3万円
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