概要
メインパイロットは南雲一鷹、サブパイロットはアンドロイドのAL-3アリスが務めている。
格闘戦を得意としているが、右腕からエネルギーを発射する「ライトブレイザー」と呼ばれる技も使えるため、遠距離の敵にも対応できる。
最大の特徴は左腕からあらゆるエネルギーを吸収する「ラプラスウォール」であり、吸収したエネルギーをラッシュバードのエネルギーにすることが可能。
なお、吸収できるエネルギーはビーム兵器などの実体を持たないエネルギーであり、実弾を無効化することはできない。
エネルギーを吸収できるということから敵に悪用される可能性が高いため、グライフ博士は一鷹とアリス以外の者が乗れないよう、ラッシュバードに防護システムを仕掛け、アリスにラッシュバードの起動キーとしての機能を与えている。
空を飛ぶ事ができないのが最大の欠点。
兄弟機としてストレイバードが存在しており、連携攻撃を行うことも可能。
メカニックデザインは山根理宏。
スペック
全高:42.0m
重量:220.0t
動力:次元コンバータ
開発者:クラール・グライフ、悠凪・グライフ
所属:LOTUS⇒個人所有
武装
メーザーアイ
ライトニングフィスト
ライトブレイザー
必殺技
ディメンションストーム
モード・アーキオーニス(合体攻撃)
余談
ラッシュバードはスパロボL発売直後から天のゼオライマーとの類似点が指摘されていた。
これはシリーズ恒例の版権作品からのモデルかと思われ、ゼオライマーをモデルにしていると思われる。
共通点は
・メインパイロットが15歳の男子中学生で、女性型アンドロイドがサポートとして搭乗している。
・異次元からのエネルギーを取り込むシステムを搭載している。
・手持ちの武器がなく、腕に内蔵されている球体状の武器で戦う。
・異星の技術を用いない、個人が製作した純地球製のロボット
等々・・・。
特にディメンションストームにいたっては、構え方などがまんまゼオライマーの「メイオウ攻撃」である。それに加えラッシュバードの頭部が鳥類らしく頭冠がデザインされていることから、
コウテイペンギンを捩った「冥王ペンギン」と呼ばれる事も。
ちなみに本来のモチーフはペンギンではなくダチョウであり、「モード・アーキオーニス」は始祖鳥。
追加装備こそあれど、後半のステータスのアップも2号ロボの合体も後継機の登場も一切ないというスパロボのオリジナル主人公機としては非常に珍しい機体。ただし、元々のステータスが高めのため、後半でも息切れすることはない。