リバーヒルソフト

りばーひるそふと

株式会社リバーヒルソフトとはかつて存在したゲーム会社の一つ。

概要

1982年に福岡県福岡市で創業。リバーヒルとは、「川の中の丘」つまり、流行に流されず独自のスタンスを目指すという意味が込められている。80年代はPC向けに「殺人倶楽部」などアドベンチャーゲームを多数リリース。90年代に入ってからはPCエンジンやプレイステーションなど家庭用ゲームに参入した。プレイステーション、セガサターンに参入した頃は「オーバーブラッド」シリーズ、「ワールドネバーランド」など家庭用ゲームソフトの開発が中心になり、「伝説のオウガバトル」など他社作品の移植も行っていた。

　しかし、度重なるスタッフの独立により、製作力が衰えていく事態が発生。2000年にはゲーム事業を撤退して携帯電話向けコンテンツ事業に転換したが、その甲斐虚しく2004年にアルティに譲渡し、破産宣告を受けて倒産した。

上述した独立したスタッフの1人が後に大手ゲームメーカーに成長するレベルファイブを設立した日野晃博である。

主なソフト

殺人倶楽部

BURAI上巻　下巻

トップをねらえシリーズ

プリンセス・ミネルバ

ドクターハウザー

ドラえもん友情伝説　ドラえもんズ（発売元:小学館）

ブルー・シカゴ・ブルース

オーバーブラッドシリーズ

ワールドネバーランドシリーズ

リフレインラブ

クレイマン・クレイマン

移植作品

伝説のオウガバトル

タクティクスオウガ

関連ダグ

ゲームメーカー 日野晃博 レベルファイブ