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レストア

れすとあ

修復作業。故障や老朽化によって本来の性能を発揮出来なく成ったり、動かなく成ったものを治すこと。
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概要編集

 レストア( リストアとも、: restore回復する )は、故障劣化により外観機能を著しく損ねたり、或いは喪失したものを修復すること。


 一般的に乗り物自動車オートバイ蒸気機関車等が有名だが、カメラ時計タイプライターラジオアンプシンセサイザー等、製造後一定期間を経た機械全般に用いられる言葉である。


 オーバーホール分解整備と消耗品の交換を行う通常の定期整備の一環であるのに対して、レストアは喪失した機能の修復(故障の回復)、外観などの通常の定期整備や機能面では重要視されない部分の復元、経年劣化の回復(新品状態へ戻す)と言った通常の定期整備では行われない作業を多く含んでいるため作業が大掛かりとなる。


作業編集

 対象と成る機械部品分解整備して組み立て調整を行い新品同様または調子の良い実用品レベルまで修復する。

 但し「仕上がり」は作業者の腕の他に、作業者や所有者のこだわり目的によってバリエーションがあり、「完全な新品状態」、「年を重ねて少しヤレた状態」、「オリジナル以外の部品を使い、カスタムする」等、仕上がりは千差万別と成る。

 また分解した結果、本体および構成する部品欠落破損が見られた場合は、その部位を切断して作り直したり、部品を別の個体から移植したり、或いは部品そのものを作り直したりと言った工程が必要と成る。

 

 一方、調整無しに主要な部品を一式まるまる交換したり(※)、新しく作り直した部品で一つの個体を作り上げた場合は「レストア」と呼ばない場合が多い。


 機械整備やレストアには原則としては整備解説書や分解参考書などの資料が必要だが、その様なものが存在しないか既に失われていることも有る。

 しかしながら、現物があるだけで外寸図や写真すら残っていない物を経験と自身の技術で機能を回復させることが出来る優秀な技術者も存在する。


 レストアは、技術者熱意が最も反映される作業の一つと言えよう。


(※)但し、交換部品のすべてが当時の部品のリビルド品かデッドストック品で製造番号が打刻されてなければ… レストアの一つと言えなくもない? テセウスのパラドックス

関連項目編集

作業 機械 分解 修復 修理 修繕 作業 整備

オーバーホール リバースエンジニアリング メカニック 技術者

レストア(ネプテューヌ)( キャラクター名 )

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