概要
1982年にタイトーが販売した、西部劇をテーマとした縦スクロールシューティングゲーム。
画面中央には常に走る列車があり、それに追随するように馬に乗りながら、同じく騎乗したギャングを倒していくゲーム。
操作系が独特であり、8方向レバーと、同社が翌年に販売した「フロントライン」にも用いられたダイヤルスイッチと、ボタン1個を用いる。
8方向レバーで馬に乗ったシェリフを操作し、ダイヤルスイッチを回して射撃の方向を変えて、押し込むことで弾を射つ。
ボタンはギャングが列車の上に乗った際に、自らも列車の上に乗るとき、及びその際にギャングが撃ってきたときと、近づいてくる給水塔のパイプに当たるのを避けるべく伏せる際に用いる。列車から降りる際は8方向レバーで馬を自分に近づけてボタンを押すと再び騎乗する。
また、列車に向けて弾を撃つと鏡のように反射するので、それでギャングを攻撃可能(何故か敵弾は反射されない)。
ステージ終了後に投げ上げられたコインを撃つボーナスゲームがあり、投げ上げられたコインを撃つとボーナスポイントが2倍に、失敗しても等倍のボーナス点が入る。
敵弾に当たる、ギャングの馬や障害物に触れる、列車に触れる、列車や馬に乗り移るのに失敗する、川に落ちる、列車の上にギャングが3人以上乗る、以上で1ミスとなる。
移植
1983年にニデコムからPC-8801、FM-7、MZ-2200/2000、X1用に発売されている。
2005年に「タイトーメモリーズ 下巻」に収録。2019年にアーケードアーカイブスで配信。2020年に「タイトーマイルストーン」に収録。