概要
世界級(ワールド)エネミーとは、小説『オーバーロード』に登場するゲーム《ユグドラシル》内にて、公式から数多くのネームドモンスターや強敵などが比較にならないラスボスとして設定された強敵。
世界級アイテム同様、《ユグドラシル》の世界観の根幹に関わる。
ただし、そう名が付けられているだけあって、プレイヤーからは「倒せば絶対に世界級アイテムが手に入る」と思われている。
主に代表格として『九曜の世界喰い』、『七大罪の魔王』やその他にも何体か確認されている。
強さ
公式がラスボスとして設定する超級の敵であり、その強さは破格。
六人からなるチーム六つから成る軍団(レギオン)で挑戦したとしても勝利は厳しいとされる。即ち、カンストプレイヤー(100レベル)が約四十人集まった程度でも太刀打ちができないという異常さ。
転移後の世界で例えるならば、最強の存在たる竜王が八欲王に殆ど斃されてしまった部分からも、仮に転移後の世界に世界級エネミーが存在すれば八人のプレイヤーに苦戦した竜王はおろか、勿論ながら複数人で転移したプレイヤーでも勝てない最悪の敵となる。
該当するエネミー
『九曜の世界喰い』
公式キャンペーンのラスボス。
《ユグドラシル》のバッググラウンドストーリーである、世界樹ユグドラシルの葉を食べて強大な力を得た巨大な魔物の一種。
『七大罪の魔王』
七体いるとされる悪魔。
名の通り、七つの大罪がモチーフにされているようで、アインズの回想では、ギルドメンバーの会話で『傲慢』がどこかのギルドに討伐されたとネットで話題になっていた。
(要追記)
余談(ネタバレ注意)
- ゲーム『MASSFORTHEDEAD』では、『九曜の世界喰い』もまたオーバーロードの世界(本編と同一かは不明)に転移しており、その触覚として神人を作り出している模様。なお、ツアーが挑んで討たれているので、強さは健在のようである。