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この記事は『Fate/EXTELLA』のネタバレを大いに含みます。閲覧は自己責任でお願いします。
概要
Fate/EXTELLAの事件の元凶であり一万四千年前に有史以前の地球の文明を破壊したモノ。
捕食遊星。収穫の星(ハーヴェスター)。一万4000年周期で天の川銀河に現れる彗星。
ムーンセルを作った異星文明人達が残した、違うタイプの観測装置。
ムーンセルが観測を続けるのみで対象には(自身が原因の事象を除いて)一切手を出さない『傍観者』であるのに対し、このヴェルバーはその二つ名の通りその文明を跡形も無く破壊することで観測を行う『捕食者』であり、ムーンセルが唯一『敵』として認識する存在である。
宇宙の彼方から旅を続けてきた艦艇達であるギリシャの神達でもこの存在のことは把握しており、当時の地球の魔術師達でもその存在は把握していた。
だが、その襲来には大いなる疑問が残る。地球には漂着したギリシャの神達でも地球には来るはずが無いと見積もり、地球の魔術師達でも来るのが早過ぎると述懐している。それらのことから、地球側からヴェルバーを招き寄せた何かが存在してる可能性がある。
尖兵(アンチセル)
文明を破壊すると言ってもヴェルバーがその星に直接突撃するわけではなく、自身の一部を星舟として放出して対象に埋め込むことで侵略を行う。
OPではヴェルバーより3つの星舟が放たれているのが確認でき作中に登場するものはヴェルバー02、つまり本星が送り出した尖兵の二号機であり『兄』と『妹』に当たる同系機の存在が示唆されている。
かの英雄王曰く、ヴェルバー02が純粋な破壊の化身なのに対して次に襲来するのは復讐の女神の原型にもなった浸食を武器とした尖兵らしい。
また、とあるサーヴァントが元居た世界ではヴェルバー02、つまりはアルテラを倒してしまったことで他のアンチセル達の対処を間違えて破滅してしまった事が語られている。
北欧の大神はどうやら、これの欠片を入手し、それを参考にブリュンヒルデ達ワルキューレを作り出したらしい。その意味ではアルテラとワルキューレは「姉妹」と言える。