概要(基本プロフィール)
※河北新報社社長・一力雅彦氏の長男であり、同社の現役新聞記者でもある。
芝野虎丸名人・十段、許家元九段と共に「令和三羽烏」と言われる。
主要な棋歴
年度 | 主な成績 |
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2010年度 | 夏季棋士採用で6月の院生順位1位により入段を果たす。 |
2013年度 | 第4回おかげ杯で棋戦初優勝。 |
2014年度 | 第39期棋聖戦リーグ入りを果たす。16歳9ヵ月でのリーグ入りは史上最年少記録。また、規定により七段に昇段。第5回おかげ杯で優勝、2連覇を果たす。第39期新人王戦で優勝。 |
2016年度 | 第42期天元戦で山下敬吾九段を破り、初タイトル挑戦(井山天元との番勝負は1勝3敗で敗退)。第7回おかげ杯で3度目の優勝。第25期竜星戦で井山裕太棋聖を破り優勝。 |
2017年度 | 第43期天元戦で再び山下九段を破り、2期連続でタイトル挑戦(井山天元との番勝負は3連敗で敗退)。第65期王座戦で芝野虎三段を破り、タイトル挑戦(井山王座との番勝負は3連敗で敗退)。 |
2018年度 | 第42期棋聖戦で山下九段を破り、タイトル挑戦、規定により八段昇段(井山棋聖との番勝負は4連敗で敗退)。第65期王座戦で本木克弥八段を破り、2期連続でタイトル挑戦(井山王座との番勝負は2勝3敗のフルセットの末敗退)。第27期竜星戦で本木八段を破り2度目の優勝。第25期阿含・桐山杯で芝野虎七段を破り優勝。 |
2019年度 | 第28期竜星戦で上野愛咲美女流棋聖を破り2連覇かつ3度目の優勝。第66回NHK杯で井山NHK杯を破り優勝。 |
2020年度 | 第45期碁聖戦で張栩九段を破りタイトル挑戦、羽根直樹碁聖との番勝負を3連勝で制して奪取、初戴冠となった。第46期天元戦で河野臨九段を破りタイトル挑戦、井山天元との番勝負を3勝2敗で破り奪取、自身初の二冠王となった。規定により九段昇段。第29期竜星戦で井山四冠を破り、3連覇かつ4度目の優勝を果たす。第11回おかげ杯で優勝。 |
2021年度 | 第47期碁聖戦で井山三冠に2勝3敗で、第46期碁聖戦では関航太郎七段に1勝3敗でそれぞれ敗れ、無冠に転落するも、第46期棋聖戦で10連覇の懸かる井山棋聖から4勝3敗のフルセットの末に奪取。自身初の棋聖位を獲得するとともに、タイトルホルダーに復帰した。 |
2022年度 | 第47期棋聖戦で芝野虎丸名人の挑戦を4勝2敗で退けタイトル初防衛を果たす。第78期本因坊戦では4勝3敗のフルセットの末に奪取。本因坊文裕の12連覇を阻止するとともに、二冠に復帰した。第48期碁聖戦では、関天元との番勝負を3勝1敗で制して天元位を奪回。自身初の三冠を達成した。 |
七大タイトル履歴
棋戦名 | 獲得回数(年度) | 登場回数(年度) |
---|---|---|
棋聖 | 2期(2022年度~) | 4回(2018年度・2021年度~) |
本因坊 | 1期(2023年度) | 2回(2022年度~) |
名人 | - | 1回(2021年度) |
碁聖 | 1期(2020年度) | 2回(2020年度・2021年度) |
王座 | - | 2回(2017年度・2018年度) |
天元 | 2期(2020年度・2023年度) | 5回(2016年度・2017年度・2020年度・2021年度・2023年度) |
十段 | - | - |
七大タイトル獲得数=6期 (登場回数=16回)