概要
葬送のフリーレンに登場する魔王軍の七名の大魔族たち。
かつて北側諸国を中心に大陸の要所を支配しており、フリーレン曰く当時の人類にとっての最大の脅威。 事実、かつての南の勇者やヒンメル一行でも完全に壊滅させることはできず、魔王を倒した50年後にヒンメルが死亡してから20年後以降(本編)の時間軸でもアウラとマハトの二名が生き残っている。
構成員
前述の通り七名の大魔族で構成されている。
いずれも魔王軍屈指の実力者であるが、魔族の中の実力者上位七名というわけではなく、彼らに比肩する魔族も(下記の関わりの深い魔族達が該当)存在する。実力以上に重視されていると思われるのがメンバーが使用する魔法の希少性である。魔族と人間の脳や身体など生物的な構造の違いから、七崩賢の使用する魔法は人類には決して扱えない。
また、七崩賢として一括りにされているが、メンバー間の人間関係はフリーレンに登場する魔族の特性上、決して一枚岩ではなく、かと言って必ずしもギスギスしている訳でもないという、中々複雑なものになっている。
服従させる魔法(アゼリューゼ)を使用する魔族。生き残っていた二名の構成員のうちの一人。
万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ)を使用する魔族。生き残っていた二名の構成員の一人。
ヴァイゼの街を黄金に変えた後に、街に張られた結界に閉じ込められる形で封印されていた。
最も人間との共存に近づいた魔族にして、魔王に次ぐ人類の脅威。
マハトをして相性が悪いと言わしめる魔法を使う魔族。南の勇者との決戦を生き残ったらしいことから、その後ヒンメル一行に倒されたと思われるが、詳細不明。
- 不死なるベーゼ
詳細は不明だが結界魔法の使い手。
かつてヒンメルたちが戦い、葬り去った。
南の勇者戦で戦死した構成員。
3名とも氏名や二つ名、使用する魔法などは不明。
- 女性型魔族(仮)
成人女性風の外見。
- 少女型魔族(仮)
黒髪のロリっ娘風。
- 青年型魔族(仮)
細身の男性型魔族。
七崩賢と関わりの深い魔族
千年後の未来まで見通す魔法の使い手とされる魔王の腹心。全七崩賢を集結させた上で共に人類最強の南の勇者と戦ったが、七崩賢の内3名と共に彼と相討ちになる。
南の勇者同様に未来予知の能力があるらしく、マハトの記憶からフリーレンに呼びかけるという底知れなさを見せつけた。
マハトやシュラハトと交友関係を持つ大魔族。
人類側にとっては無名であるが、それは遭遇者を悉く葬ってきたため。魔族の間では相当に広く知られた実力者であるらしく、勇者ヒンメルが生きていた頃には、他の大魔族や七崩賢と肩を並べている。
マハトをして友人と言わしめた魔族。魔王の安否を気にするなど、魔族の中でも社会性は高かった模様。