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「大丈夫。怖くないよ。おいで。お姉さんと一緒にお話ししよう。」


概要

フリーレンフェルンに対し、遭遇したら必ず逃げるように警告していた無名の大魔族

かつて魔王軍に所属していた七崩賢の一角である黄金郷のマハトとは旧知の仲。

これと言った二つ名や肩書は持っていないが、魔王から「収斂進化」という言葉を教えてもらったとマハトに語っており、全知のシュラハトと同じく比較的近くに仕えていた可能性はある。

後述の性質もあって魔族の中では有名なようだが、人類側は彼女の存在を全く知らない。その理由は極めて単純で、遭遇した人間を皆殺しにしているからであり、フェルンは直感的に彼女に染み付いた死臭を感じっていた。


名前の意味は「一人遊び」。日本語では「ソリティア」という読みの方が一般的。


人物像

無名の大魔族

額に小さな角の生えた小柄な美少女の姿をしており、口調も丁寧で穏やか。服装も普通の女性そのものであり、その容姿は極めて人間に近い。

常に浮かべた笑顔が特徴的だが、笑っているのは口元だけでその瞳は一切笑っていない(タレ目なので一見すると目も笑っているように見える)。

人間を基本的に食糧や殺戮対象としか見ていない魔族の中では珍しく、人間という種族に強い興味を持っており、遭遇した人間とはまず「お話し」して相手の生い立ちや感情を知ろうとする癖がある。しかし、彼女の「お話し」は最終的に自分の知りたい情報を得るために相手をなぶり殺しにする上に、他にも実験として残虐行為を繰り返していたようで極めて危険な魔族であることには変わりない。

「お話し」で引き出す情報は多岐にわたり、好物や職業といったものから、魔族にない概念である家族の話、また将来の夢と死に際の最後の言葉までが含まれる。


人間の研究をしている変わり者として魔族の間ではそれなりに有名だったようで、マハトは『悪意』を知るための足掛かりとして真っ先に彼女を頼っていた。

大半の魔族は人類の魔法に対して無知であるため(「呪い」のように「術式構造が理解できない」という意味の無知ではなく、単に関心がないだけで解析や対処は可能)、魔族の中でも相当の異端者と言える。


マハトや魔王と異なり人間との共存は願っていない(というより不可能と割り切っている)が、人間への興味・好奇心の強さは本物。人間の行動原理を「習性」程度にしか考えていない大多数の魔族と異なり、人類と魔族の生物としての違いを研究し、その文化や習俗に強い関心を持って接している。

普通の魔族は見向きもしない人間の魔法を率先して研究し、マハトを閉じ込めている結界の精緻さを理解して「芸術品」と評するだけの知見を持ち、更には人間の群れとしての強さや魔族の捕食者故の弱点を把握して、極めて高い戦闘能力を持ちながらいずれ自分が人間に敗北する未来を予見し、時には称賛すら送る。

これだけ人間を高く評価し関心を寄せる側面と、前述の人間への残虐さを併せ持つ彼女もまた「魔族との共存は不可能」を強く体現したキャラクターと言える。


フリーレンとは戦うまで面識がない…と思われたが実はヒンメルとパーティを組んで旅をしていた頃、奇跡のグラオザーム達と共に戦ったことが明らかになった


能力

その実力は七崩賢最強のマハトと同格であり、全力のフリーレンと大差ない程の魔力量の持ち主

それに加えて非常に冷静で慎重な性格をしており、分の悪い戦いには顔を出さず、魔族の本能的な欠点である驕りや油断は一切ない。七崩賢断頭台のアウラの敗北を調査してフリーレンが普段から魔力を意図的に抑えていることも事前に把握していた。

劇中では自身に挑んできたフェルンとシュタルクの二人を「お話し」しながら返り討ちにする実力を見せている。

  • 人類の使う魔法

会話から人類の習慣や文化、魔法技術の探求を行う事を自らの研究テーマとするソリテールらしく、人類の扱う魔法に精通している。

ゾルトラークと防御魔法を自由に扱えるほか、マハトを封じていたヴァイゼの結界を二ヶ月で分析、破壊するなど技術面も卓越している。ヴァイゼの結界を「カンム一族の守護方陣」「アンデラー式結界理論」「隔絶大結界」の複合であると看破するなど、知識面も膨大。


  • 剣を出現させる魔法(正式名称不明)

ソリテール


彼女が戦闘で用いる無数の大剣を顕現させる魔法。

正式な名称は判明しておらず、彼女が独自に研鑽してきた魔法なのか、学習した人類の魔法を転用しているのかは不明。

その攻撃力は見た目の通り高く、頑強なシュタルクの肉体を切り裂くほどの切れ味を持つ。これを浮遊しながら無数に放つ攻撃は並の魔法使いでは手も足も出ない手数を誇る。出現させた大剣を他者が使用する事も可能であり、作中ではグラオザームがこの大剣を使って攻撃している。

ゾルトラークが隆盛を誇る以前である80年前のヒンメル戦の時点で使えているが、「物質を操作して攻撃する」という特性上、現代の魔法戦における防御魔法への対策としても機能している。


  • 魔力の放出(正式名称不明)

高密度の魔力をぶつけるという極めてシンプルな技。

しかしフリーレン並の魔力と、彼女を超える魔力のコントロール技術を有するソリテールが放つこの攻撃は防御魔法を紙屑のように粉砕し、当たりどころが悪ければ即死しかねない破壊力を持つ。さらには同じく高密度の魔力を全身に纏うことでフリーレンの魔法すら通さない鉄壁の防御力を発揮することも可能。腕に高密度の魔力を集中させ「魔力の盾」を作る事も可能で、人間以上を誇る魔族の反応速度と組み合わせることにより高圧縮のゾルトラークも防いでしまう。

永い時間を魔法の探究に捧げた彼女の行き着いた先がこの技術であり、ソリテール本人は「皮肉な話」と嘲笑していた。


余談

フェルンが感じた死臭から転じた臭いネタが存在する。

葬送のフリーレン✖️ベイブレードコラボバスケール

バレテールグレテール


ちなみにネット上では笑顔の際に不自然なほど口が開いていたり、目が笑ってないなどの不気味さからか、概ねブサカワ扱いされている。

しかし、グラオザームらと共に一緒にいたリヴァーレが肩に手を置いた際に見せたキョトンとした表情や、マハトに「収斂進化という言葉は知っている?」と尋ねた際など、魔族と会話しているときの顔に多い笑っていない素の表情は純粋に可愛いと評する人も多い。


無論そのままのソリテールが好きな人もやはりいる。


関連人物

旧知の仲。実力はほぼ同格。


関連タグ

葬送のフリーレン 魔族(葬送のフリーレン)

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