※「世界の敵」はすでに記事作成済のため、pixivで該当するキャラクターにタグを付ける際は「(白猫プロジェクト)」を付けた本タイトルの使用を推奨。
これより始まるは――
世界の敵となる者たちの物語。
概要
『白猫プロジェクト』の8周年イベントのエピソード1「Fragment Origin」およびそれ以降に登場する敵対勢力。
名前の由来は上述のキャッチコピーより。
別世界へ移動することが可能になった〈道化師〉エピタフが呼び寄せた、並行世界の住人たち。
エピタフにより何らかの力を混ぜられており、別世界の人間同士が傷つけ合ったらそのダメージが連動する様に施されている。(ディランはこれを「道化師の混ぜ物」と称している)
フラグメントネクサスにおいて、ディラン、エクセリア、黒衣のエレノアの三つ巴の戦闘があった際に、それぞれ与えたダメージが自身にも跳ね返った為、已む無く3人は共闘することになった。
〈光の王〉アイリスと〈闇の王の後継者〉を打倒することによって起きる奇跡の力により自らの願いを叶えるのが真の目的だが、道化師がただの善意で力やチャンスを与えてくれたとは全員が考えておらず、道化師が最後に美味しいところだけ搔っ攫うと予測しており、それまでは共闘することになった。
エニグマ島とともに送られた飛行島を拠点としていたが、フラグメントネクサスにて元々の経年劣化が原因で墜落する恐れがあり、スキエンティアに眠る飛行島を移動要塞としてあらたに拠点とした。
目的
エレノア・ディラン・エクセリアの目的は、〈光の王〉アイリスと〈闇の王の後継者〉を倒したときに生じる「世界を変えるほどの膨大な力」すなわち、どんな願いも叶えられる奇跡の力を得ること。
一方、ジンは、サヤを救うために大いなるルーンのひとつ『破壊のルーン』を手に入れることが目的である。
並行同位体が存在するエレノアたちと違い、主人公たちの世界線ではジンはすでに存在しないため、ディランはエピタフが彼を『特別招待枠』として扱っているのではないかという考えを示している。
メンバー
CV:石見舞菜香
ワールドエンドでロイド・イングラムに敗北した世界線から来たエレノア。
飛行島一行からは「黒いエレノア」と呼ばれているが、白猫プレイヤーからはエレノアが闇堕ちした姿に見えるとして「闇エレノア」と呼ばれることが多い。
エピタフにより力を混ぜられたことで、黒衣の怪人を召喚することができる。
敗北の歴史を覆すためにエピタフの提案を受け入れ、アイリスから〈光の王〉の力を引き剝がす。
これだけでは能力を発揮できなかったが、ジンの〈破壊〉によって力を取り戻した。
目的を果たす上で利用するため飛行島にジンとサヤを乗せ、同行を許可する。
CV:島﨑信長
バールから破壊の因子を継承した少年。
〈破壊〉の役割を受け継いだ時点では赤ちゃんだったが、破壊の力の器になるため急速に成長されられてしまう。
破壊の役割は1人なので兄妹どちらかが死ぬ運命にあり、主人公たちの世界線のジンはすでに死亡しており、彼はサヤが死亡した世界線からエピタフによって転移した存在である。
エピタフに破壊を無理やり引き出される力を混ぜられているが、ジンの力が未成熟のため生き残れている。
エレノアと同じく黒衣の怪人を召喚することが可能。
サヤのために壊して奪うのは最終手段と考えている。
フラグメントバーサス終了後の年末にサヤとともに移動要塞を降りたが、戦いを通じて他の三人の気持ちもわかるようになっており、頼られれば手を貸すつもりでいるという。
CV:日高里菜
バールから破壊の因子を継承した少女。
〈破壊〉の役割を受け継いだ時点では赤ちゃんだったが、破壊の力の器になるため急速に成長されてしまう。
破壊の役割は1人なので兄妹どちらかが死ぬ運命にあるが、主人公たちの世界線における存在である彼女は生存している。
破壊の教団の神子として祀り上げられ、教主のパルスクに度重なる使用を強要されていた。
フラグメントバーサス終了後の年末にジンとともに移動要塞を降り、二人で旅を続けている。
CV:立花慎之介
別世界から来たディラン。
エピタフにより何かを混ぜられている。
元いた世界線でエレノアとは面識がある。
弟のヴィシャスとノエルはどちらも死亡しているが、彼らを忘れたことは一度もない。
死者を蘇らせる技術により人間を魔獣に変貌させ、さらにその魔獣を最低でも100体は同時に動かせる能力を持ち、近隣の国では<魔獣王>と呼ばれていた。
CV:丹下桜
別世界から来たエクセリア。
エピタフにより何かを混ぜられている。
凶暴なレッサードラゴンたちを妹と呼び可愛がるが、その愛着は異常なほどで、人間を毛嫌いしている。
人間による竜の迫害が進んだ世界線で、出身地である竜の国が滅んでいることから、燃やすことに執着している。
主人公の世界線でエクセリアのパートナーであるラピュセルはおらず、その翼が彼女の体内に取り付けられているように見えるが…。
その他の重要人物
CV:???(ネタバレ注意)
破壊の教団の教主。
ラムルを人質としサヤに無理やり破壊の力を使わせていた。
サヤに世界を破壊させるためなら自分の命さえも捨てられると豪語している。
バールの名や、バールが大いなるルーンによって回復したことなど、一般的には名前すらも知られていない筈の情報に詳しい。
ジンの破壊の力により瀕死になり、ラムルが最期を確認しているのだが…。
CV:???(ネタバレ注意)
ジンを失い倒れていたサヤを助けたことから、それ以降彼女の世話係を務める男。
元は紛争地生まれで、晴耕雨読の日々を送っていたが、サヤに破壊を強要するためパルスクに人質にされていた。
ジンにより教団が破壊された後、サヤの理解者として旅に同行する。
CV:塩見宗真
闇纏う〈道化師〉。あらゆるものを「混ぜる/分ける」ことができる能力に加え、メインストーリー『白と黒の章』で〈闇の権能〉や〈零〉の力を手に入れたことで、別世界へ移動することが可能になった。
並行世界のエレノアたちに破壊の力を手に入れさせ、〈光の王〉アイリスと〈闇の王の後継者〉を抹殺するよう唆し暗躍する。
特にジンに対しては彼が死ぬ直前に現れ主人公たちの世界線に飛ばしており、ディランは『特別招待枠』として扱っているのでは、と予測している。
CV:飯塚昭三
世界の〈我儘〉と呼ばれ、白と黒の均衡を1人で崩せるほどの力を持っていた存在。
〈破壊〉の役割は世界に必須のため本来なら倒されることはあり得ないが、メインストーリー14章で世界の〈理〉から外れた存在であるカイルに倒された為、まだ赤ちゃんだったジンとサヤに破壊の因子を継承した(この時の様子はバールの思い出で描写されている)。
CV:白石晴香 Vo:吉乃
9周年イベントエピソード1「リンクホライゾン」『遭遇編』にて、闇エレノアによって人質されるも、その後の交流や見せられた未来の映像により闇エレノアが彼女の存在が必要になると判断し、飛行島の冒険家たちから彼女を誘拐。
しばらくの間は移動要塞の中で過ごすことになる。