概要
2001年6月4日生まれ。
龍谷大平安高校では入学後すぐに左膝を手術、同年秋には左足首を痛め、2年春から通常の練習ができるようになった。同年秋からベンチ入りして1番打者を務める。3年春の第91回選抜高等学校野球大会に出場し、ベスト8に進出した。同年夏は京都大会準決勝で立命館宇治に敗れた。
高校卒業後は青山学院大学へ進学。1年秋から外野手のレギュラーを務め、2部リーグ戦で優勝して1部昇格を果たした。3年秋は2試合連続の本塁打を記録するなどして、初のベストナインに選出された。4年時には主将を務め、全日本大学野球選手権大会で優勝。同学年の常廣羽也斗、下村海翔と共に日米大学野球選手権大会の日本代表に選出された。
2023年10月26日に開催されたドラフト会議にて、東北楽天ゴールデンイーグルスから6位指名を受けた[9]。ドラフト後に出場した明治神宮野球大会では初戦で足を負傷。それでも慶應義塾大学との決勝では先発出場し、全力疾走ができない状態ながらも盗塁を記録するなど活躍したが、チームは敗れた。11月22日に契約金3000万円、年俸700万円で仮契約した。背番号は32。同ドラフトでは、大学同期の下村海翔が阪神タイガースから1位指名、常廣羽也斗が広島東洋カープから1位指名されている。
2024年は開幕一軍入りこそ逃したが7月2日の時点でイースタン・リーグで61試合出場、打率.284・1本塁打・14打点・10盗塁と結果を残し一軍に昇格。同日の対オリックス・バファローズ戦(はるか夢球場)で代打として初出場を果たし相手の守護神であるアンドレス・マチャドから二塁打を放ちプロ初安打を記録した。7月6日の対福岡ソフトバンクホークス戦(みずほPayPayドーム福岡)では「7番・左翼手」としてプロ初の先発出場を果たし二塁打を含むマルチ安打に加えプロ初の盗塁を記録した。7月10日の対千葉ロッテマリーンズ戦では廣畑敦也からプロ初打点となる適時三塁打を放った。7月20日開催のフレッシュオールスターゲームに選出されたが、7月18日にチーム事情を理由に出場を辞退した。
エピソード
ドラフトでは会議後半に6位で指名されたため、広島から1位指名されたチームメイト・常廣羽也斗が記者会見していた後方で歓声が上がった。この時、常廣に指名挨拶をするために来ていた広島の監督・新井貴浩から「楽天入団おめでとう!またオープン戦や交流戦で会いましょう」とエールが送られている。