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中村美沙

なかむらみさ

鳴見なる作のマンガ・アニメ「ラーメン大好き小泉さん」の登場人物。
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概要編集

鳴見なる作のマンガ・アニメ『ラーメン大好き小泉さん』の登場人物。

cv:鬼頭明里、ドラマ:古畑星夏


大澤悠高橋潤のクラスメート、小柄でツインテールが特徴。

自他認める「モテる女子」を目指しており、普段はあざとい言葉遣いで自分のかわいさをアピール、周りの話題を自分を中心にしてペースに持ち込むのが得意。周りからチヤホヤされるのが好きで、若干自己中心的な部分も多い。

曰く「美沙よりモテる子はみんな邪魔」。

しかし、自分が綺麗になるための努力は惜しまず、ランニングなども行っている。が、どこか単純で思い込みが激しく、空回りする事もしばしば。


悠と潤に進路を相談したとき「大学に行く気はない」と話し、理由に「スカウトされてアイドルになったら、大学に行く時間がない」とのたまって2人をあきれさせるなど、どこかおかしい。

悠とは仲が良く、悠の方も美沙を「かわいい」と言っている他、色々と気を回している(潤いわく「甘やかしている」)。

悠が学校でサンマの塩焼き丼を作った時。美沙の分は食べやすいようにと身をカットして、骨を取ってあげていた。そんな悠に、美沙は「さすが悠、わかってくれてるー♪」と喜んで食べていた(10巻七十二杯目)。

が、最近の彼女は小泉さんに夢中になっている他、乃愛とも一緒にラーメン屋巡りをしていたりもするので、嫉妬していたりする。


当初は不愛想な小泉さんに対し、良い感情をもっていなかった。

また、小泉さんの外観から、自分よりも美少女のために、注目や視線がそちらに集まる事も、面白く感じていなかった。なおかつ、いつもちやほやしてくれていた悠が、小泉さんの方ばかりをかわいいと言っては近づこうとしている事も、小泉さんに良い感情を持てなかった理由の一つ(要は嫉妬)。


しかし、一連の話と激辛ラーメンで小泉さんと打ち解けていき、彼女と連絡先を交換している(直後、交換してる場面を見つけた悠に問いただされることになる)。後に、名古屋で迷子になった大澤悠のメールアドレスを小泉さんに教えているため、何の気なしの行動であったが、悠が小泉さんのメールアドレスを手に入れる切っ掛けを作ってくれている。


ではあっても、小泉さんへの単純な思い込みからの対抗心と、それが空回りする事は、今も続いている(下記参照)。

小泉さん自身は、(この対抗心を除けば)悠のように必要以上に絡んでこないためか、一緒に激辛系ラーメン店でラーメンを食す事も多い。


劇中で口にしたラーメン編集

ある時、告白されデートすることになったものの、その彼氏からの一方的な別れ話を切り出されてしまい、失恋していた。その時、小泉さんが近くに居たことに気づき、後を追う(本人曰く偶然通りかかって一部始終を見てしまったとの事)。

※ちなみにそれまでに、誰かと付き合った事も告白された事もなく、その彼氏が初めてだったらしい。もとより「『モテるしどうせ彼氏いるんだろう』と思われて、告白されないタイプ」、という注釈が付いていたりする。


この時に入った店は「蒙古タンメン中本」吉祥寺店(アニメでは明言され、社長が本人役で劇中に登場。原作では名前はぼかされていた)。美沙は店員の制止を振り切って、超激辛の「北極ラーメン」を注文。最初はその辛さに翻弄されるも、「すっごい美沙好み」と気に入り、完食した(1巻五杯目)。


その後も、無理なダイエット中に気を失いかけた際に小泉さんと会い、背脂ラーメンの名店に同行。病みつきとなり、以後は何度も同行する(3巻二十一杯目)。


他にも、小泉さんが入って行ったラーメン店に興味本位で付いていって、ともに唐辛子と山椒のカラシビ系ラーメンを食し、同様に病みつきになる。別店舗の「カラシビのまぜそば・パクチー乗せ」を食した時には、何かをキメたかのような焦点の合っていない目になり、しばらくの間通い詰めて、二つの店を行き来するように(6巻四十三杯目)。


また、カレーつけ麺の店で小泉さんを見かけた時も、彼女が勝手に「(前に行った蒙古タンメン中村の時のように)辛さレベル上げをしている」ものと思い込み、負けじと通い詰めて最高7レベルの辛さを食すようになる(ちなみに小泉さんは、辛さにはそれほど興味はなく、単にこの店の普通の辛さのカレーつけ麺を食しているだけだった。要は美沙の独り相撲)(8巻五十八杯目)。


激辛は元から好みではあるが、「(辛いものは)ダイエット効果があるから」という理由もあるようで、悠とともにラーメン屋に入った際(アニメでは「一風堂」)、「最初にもやしを食べておけば脂の吸収を抑える」「唐辛子のカプサイシンで脂肪を燃やす」など、美容に関してのウンチクを悠に披露していた(2巻十四杯目)。なお、この時に頼んだのは辛い「からか麺」。


この辛いもの好きになったきっかけは、幼稚園の時。母親が作った自家製ハバネロパウダーを「ちょっとつかいたい」とお願いして使用してからで、そこから次第に辛い物が得意になった様子。

ただし、辛いもの好きとはいえ、「わさび味」は苦手。幼稚園の時に、わさび味のポテトチップ(と思しきお菓子)の辛さに負けてしまい、若干トラウマ気味になっていた。

その際に泣きついた母親から、『辛み成分の違いとそれぞれの和らげ方』を説明されるも聞かず(というか、理解できず)、「ひとまえでたべるときは、なかないようにがまんする」と、以後はわさび系の激辛は避けていた。

小川乃愛からセイコーマートの山わさびカップ麺をもらった時、過去のこの時の事を思い出し躊躇していた。しかしここでも小泉さんに勝手に張り合い、一緒に食す。唐辛子と異なる山わさびの辛さに涙するも、ラーメン自体は美味のため、二人そろって完食。妙なスッキリ感を覚えるのだった(10巻七十四杯目)。


また、美容に良いものや普通に甘いものも好きらしく、上記一風堂を出た後には「甘いもの食べたくなっちゃった」と、スターバックスでケーキを購入した様子。他にもミドリムシ入りスイーツ(3巻二十二杯目)や、カラオケ店でのハニートースト(5巻三十八杯目)なども食している。

ラーメンショーでは、スパイスラーメンや台湾ラーメンなどの激辛ラーメンとともに、いちごのかき氷といった甘いデザートも食べていた(8巻五十九杯目)。


ケンタ、双子のリンタとシンタという弟がいる。

母親も登場しており、彼女の影響で美沙自身も辛いものを好むようになった(後述)。


袋麺アレンジの時には、「あんかけ卵麺」を紹介した。

ちなみに紹介時、自身はリボンつきエプロンやカチューシャなどでお洒落に着飾っていたが、調理は全て同席したケンタが行っている。その際、同席していたリンタとシンタは、ケンタが刻んだ野菜を運び「野菜用意できてるよー」「いつものように」と言っていた(つまり、本人は料理は出来ない、またはほとんどせず、ケンタにやらせるか手伝わせていたものと思われる)。(9巻六十九杯目)


家族編集

中村ケンタ編集

cv:小平有希

美沙の弟。頭を丸刈りにした中学生。

以前食べ切れなかったラーメン豚野郎の大盛りに再チャレンジしに来た際、小泉さんを目撃する。

自分以上の大盛りのラーメンが出てきたのに呆れていたが、彼女のラーメンを食べる姿に思わず見とれ、凝視してしまう。

そこへ、彼女からの「伸びるぞ!そのラーメン!」のアイコンタクトを受け、自分もラーメンを食べ始め、同時に完食。彼女の食べ切った際の何とも言えない幸福な顔を見る(2巻十五杯目)。

その後、女性限定(女装も含む)は無料のラーメンを食べに来た際に小泉さんの恰好を真似ている(しかも完成度が高いと好評)(6巻五十杯目)。

袋麺アレンジの回では、調理の全てを姉に代わって行っていた(9巻六十九杯目)。


中村リンタ/中村シンタ編集

美沙の弟。双子だが服にRとあるのがリンタで、Sとあるのがシンタと分けられている。

見た目は幼いが、綺麗な女性にナンパを挑戦するお年頃。

美沙とケンタに連れられて、お使いしている途中。とあるカレーつけ麺の店で、初めて小泉さんを見て、「カレーのお姫様」と見とれていた(8巻五十八杯目)。


その後で、

「こんどあのカレーのお姫様に会ったら告っちゃおうかな」

「ぼくも!シンタには負けないよ!」

ってなやり取りがあった様子。


※ちなみに美沙は、「お姫様がいる」と言った二人に対し、

「何言ってるの二人とも、お姫様は美沙でしょ?」などと言っていた。


その後しばらくして、砂場で砂遊びしている時に小泉さんと再会。リンタが声をかけ、一時間ほど小泉さんに砂遊びを付き合ってもらった(その際に小泉さんは、砂でラーメンどんぶりを作り、様々な種類と形状とのウンチクを披露。周りで遊んでいた他の子供たちも集まり、ごっこ遊びでラーメンをすする様子を見せ、「ラーメンが見える」と子供達に錯覚させていた)。

その後、夕刻の限定ラーメンのために去って行った小泉さんを見送り、

「あのお姉さん、ラーメンのお姫さまだったんだね」

「みすてりあす!」

 と、再び見とれていた(8巻六十一杯目)。


中村有沙編集

美沙、ケンタ、リンタとシンタの母親。四人の子持ちでありながら、若々しく活動的で、美沙に似たスタイルの良い美女。着ている服もお洒落なもの。

8巻五十八杯目にて、美沙がカレーつけ麺屋に行った時の回想で初登場する。

カリーつけ麺屋が、過去に普通のカレー店として営業していた時。当時中学生だった美沙を連れ、買い物帰りに何度か入っていた。

その時にいつも頼んでいたのは、レッドシュリンプエッグカレーの辛さレベル7。美沙も同じ辛さを頼もうとしたが「ダメよ、子供は3ぐらいにしときなさい」と止めていた。

8巻六十一杯目でも、公園で砂遊びしているリンタとシンタの側で、他の多くのママ友たちにネイルサロンで整えたネイルを見せていた(翌日が結婚記念日で、夫とディナーするためらしい)。

香辛料が好きで、美沙が激辛を好むようになったのも彼女の影響から。自宅に数々の香辛料の鉢植えやプランターを並べ、自宅栽培している。そこからハバネロパウダーなどの自家製の香辛料を作って、自宅で使用している様子。

ただ香辛料が好きなだけでなく、知識もあり、カプサイシンやサンショオールなどの辛み成分の名称やその違いを述べたり、人には『得意な辛さと苦手な辛さ』がある事を説明できる程度には詳しい(10巻七十四杯目)。

七十九杯目「濃厚蟹みそラーメン【激辛編】にも登場。激辛ラーメンの完食者の一人として店で有名になっており、クイーンと呼ばれていた(店では完食者の顔写真が張られていたにもかかわらず、美沙はいつものように勝手に早とちりでクイーンを小泉の事だと思い込み、打倒クイーンのためにこの店に通っていた)。


余談編集

アニメで声を担当した鬼頭女史は、まかない目当てでラーメン店でバイトをした経験がある程のラーメン好きとしても、有名である(因みに当人の好きなラーメンは、自身の出身名物であるスガキヤラーメンとの事)


関連タグ編集

ラーメン大好き小泉さん 大澤悠 小泉さん(ラーメン大好き小泉さん) 高橋潤


姫坂乃愛…中の人つながり。言動も同じな小学生。

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