概要
志水アキによる日本の漫画作品。京極夏彦の小説『百鬼夜行シリーズ』のコミカライズ。
正式タイトル『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』
『少年マガジンエッジ』(講談社)にて、2019年11月号から2023年11月号まで連載。同誌の休刊に伴い、『コミックDAYS』へ移籍して2023年12月から連載。
スピンオフレーベル『薔薇十字叢書』の一つという位置づけをとっている。中禅寺秋彦が京極堂となる以前、講師だったころを描いたストーリー。
100studioの手によってテレビアニメ化されることになった。2025年4月から放送される予定。
主な登場人物
日下部栞奈(くさかべ かんな)
主人公。東京都立美戸川高校2年の女生徒(昭和23年、新制制度2年目)。中禅寺秋彦の教え子。父親は医者。読書と甘味が好き。愛読書は宇多川崇の小説。
図書室の幽霊を退治したということにされてしまい、不思議な出来事が起こるたびに中禅寺先生に相談を持ち掛ける。
中禅寺秋彦
不愛想な国語講師。後に講師を辞め、古本屋「京極堂」を開業する。シリーズ第1作『姑獲鳥の夏』は昭和27年の出来事。
関口巽
中禅寺の知人。日下部と出会い彼女の相談に乗るがイマイチ役に立たない。