概要
イシの村で共に育った幼馴染であり、偶然にも年齢・誕生日が同じ。
物語の冒頭、二人(&飼い犬のルキ)はイシの村のしきたりである成人の儀式に臨むことになる。
儀式が行われる神の岩では、モンスターが現れるととっさに主人公がエマを庇ったり、自然に手を取り合ったりする様子が見られる。
儀式後、村の住人やエマの祖父である村長ダンと会話すると「もう結婚出来る歳だね」「あとはふたりが一緒になってくれれば安心だ」などの台詞を聞くことができ、それに対するエマの反応を見る限りまんざらでもなさそうだ。
エマが主人公に対して「さすが私の〇〇!」と発言してしまいそうになる場面も。一生君のものです。
エマのおまもり
主人公が自身は勇者の生まれ変わりであり、村を旅立たなければならないと聞かされた夜。
主人公が眠りにつけず外に散歩に出ると、そこにはエマの姿があった。
「私ね、〇〇はこの村でずっと皆とおだやかに過ごしていくんだろうなって思ってたの」
小さい頃の思い出を懐かしそうに語ると、涙を見せその場を走り去ってしまう。
旅立ちの日の朝に家を訪ねても「今は誰にも会いたくない」と顔を見せてくれない。
(PlayStation 4版では家の窓から何かを作っているエマの姿を見ることができる)
しかし、いよいよ主人公が村を発とうとした瞬間、エマが名前を呼び駆け寄ってくる。
彼女が手渡してくれたのは、主人公のために手作りしたおまもりだった。
「どんな使命があるのか私にはわからないけど、どこにいてもこの村のこと忘れないでね」
「ぜったいに元気で帰ってきてね!」
涙を浮かべながら見送ってくれる彼女に心を打たれ、おまもりを装備から外せなくなったプレイヤーも。
余談だが、このアクセサリーには防御力以外にも魅了耐性30%の効果がある。
そして、クリア後イベントをこなすことで「エマのおまもり・真」という上位互換アクセサリーを手に入れることができ、それにも同様の耐性が70%あるので両方装備することで耐性100%になる。
……もしかして浮気防止?
幼少期のふたり
村から旅立った後、捕らえられたデルカダール城の牢獄から抜け出しやっとのことで辿り着いたイシの村で、命の大樹の力によって10年前の在りし日の村人たちと交流することができる。この頃の主人公はずいぶんないたずらっ子であったらしい。
エマのスカーフが風に飛ばされ木に引っかかり、主人公が取ってやろうとするが叶わずに祖父にはしごを借りに行く。幼い主人公の代わりに取ってあげることができるが、必死になっている彼の活躍の機会を奪ってしまうのはちょっとかわいそう。
物語の冒頭で似たシーンがあり、そこでは主人公が木に登って取ってあげている様子からふたりの成長がうかがえる。
クリア後の要素
※この先メインストーリークリア後のネタバレが掲載されています。 閲覧の際十分ご注意下さい。
クリア後に挑戦できるネルセンの試練に打ち勝つと5つの願いを叶えてもらうことができ、そのうちの一つを選ぶと…なんと、エマと結婚することができる。 (事前にエマから依頼されるイシの村復興イベントを達成する必要あり)
結婚後はイシの村の自宅にエマが住むようになり、部屋の壁には結婚式の様子が描かれた絵が飾られる。
エマに話しかけると「おかえりなさい、あ…あなた」と照れながら言葉を返してくれ、「今日はもう休む?」という問いに「はい」と答えることで自宅で休むことができる。 なお、その選択肢で「いいえ」を選ぶと「じゃあ一緒に散歩でもする?」と尋ねられ冒険に連れて行くことが可能になる。
イシの村を出て様々な街や村を訪れることで、場所に応じた台詞を聞くことができる(ニンテンドー3DS版限定)。仲睦まじく世界中をめぐるふたりの姿はさながら新婚旅行だ。
ちなみにこの状態で神の岩へ行くと「子供の時からずっと好きだった」、「実は成人の儀式の時に告白しようと思っていた」、「主人公と一緒にいられて言葉に表せないくらい幸せ」
と、様々な彼女の気持ちを聞くことができる。
さらに裏ボス撃破後のエンディングで主人公が勇者の剣を命の大樹へ納めに行く際、再び冒険に出る事をエマに伝えると、今度新しい家族が増える事を話してくれる。