概要
主人公(DQ11)とベロニカ(DQ11)のカップリングタグ。
ベロニカは勇者の導き手として双子の妹のセーニャと共に勇者である主人公の仲間になる。
気が強く物怖じしない性格のベロニカは主人公に対しても歯に着せぬ物言いが多いが、本編中何かと主人公の世話を焼いたりピンチを救ったり「勇者を守る」という宣言通りの活躍を見せる。
その姿はヒロインというよりはヒーローのように見える。
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※この先、重大なネタバレが掲載されています。
大樹崩壊後、聖地ラムダにてベロニカの残した杖により彼女が主人公たちを助けるために犠牲になったことが判明する。
それまで当たり前のように主人公の傍におり、叱咤激励して支えてくれたベロニカの衝撃的な死に主人公含め多くのプレイヤーが絶望のどん底に叩き落とされたことだろう。
宣言通りに主人公を守り切ったのである。
その後のラストダンジョンではベロニカの幻影が現れ、主人公に対して「今すぐに死んでくれないかな」と主人公の心を乱してくる大変気分の悪いシーンがある。
これは魔軍司令となったホメロスの仕業であったが、既に彼女の遺志を受け継ぎかたく結束していた主人公達には全く通じなかった。
※更にこの先はクリア後の重大なネタバレが掲載されています。
クリア後、主人公たちは忘れられた塔の時の力で死者を蘇らせることができるかもしれないという情報をつかむ。
ベロニカと再会したいという想いから忘れられた塔を訪れるが、時を遡ることができるのは勇者の力を持った主人公一人のみであり、更に二度と元の世界に帰ることができなくなるという残酷な現実を知る。
それでも主人公は仲間たちの反対を押し切り、ベロニカと世界を救うため過去に戻る選択をする。
主人公が目を覚ますと大樹崩壊前の時間軸に戻っており、ラムダで主人公のために祈りを捧げていたベロニカと再会することになる。
主人公は基本無表情なのだが、再会した時の主人公はベロニカ曰く泣きそうな顔をしていたらしい。
この結果、魔王襲撃を回避することができ、同時に大樹の崩壊とベロニカの死の運命を回避することに成功した。
魔王討伐後、自分の死の運命を知らないはずのベロニカが「みんなとこの場にいることがなんだかすごく幸せな気がして…」と涙を見せ、主人公に感謝の言葉を口にしている。
ちなみにベロニカの前世と言われている賢者セニカもまた、恋人であった先代勇者ローシュ(ローシュは主人公の前世と言われている)と再会するため主人公と全く同じことをしようとしていたことが後に判明する。
また、2017年9月29日に開催されたネタバレイトショーにおいてスタッフ陣の一人、内川氏が「物語のキーワードとして“勇者の物語”、“世界滅亡”、“究極の選択”を掲げた結果、ベロニカのために究極の選択をする『DQXI』のストーリーが生まれた」と答えている。(ネタバレイトショーリポートから一部抜粋)
ただ、あくまでシナリオ上では主人公はベロニカのためだけでなく異変後に死した多くの人々の命を救うためにも行動を起こしているため、主人公が何のために時を遡ったのかについては個々の想像にお任せ…ということだろう。