概要
ニコニコ歴史戦略ゲーの一つで、「真・恋姫†無双」「マブラヴオルタネイティヴ」「永遠のアセリア」「11eyes」のクロスオーバー作品である。
原作ファンならではの一幕も多く、またギャグシーンも多い。とはいえ、いずれも元はエロゲであるため、描写こそないがたまに下ネタもある…。
史実武将も負けておらず、抜擢武将共々視聴者に印象を残すほどの個性を持つ将も多い。
あらすじ
真・恋姫†無双の魏ルート後、華琳たちと別れ元の世界に戻った一刀。
彼は外史で培った経験を元に、剣道で優秀な成績を収めるほどに強くなっていた(同時に後輩からもモテている)のだが、華琳たちとの別れのショックで学校生活に馴染めなくなっていた。
しかし、学校帰りに正体不明の歪みに巻き込まれ、彼は再び外史に降り立ち、かつての仲間たちと再会する。
だが、その再会は彼にとって新たな戦いの幕開けでもあった。
登場人物(北郷軍サイド)
真・恋姫†無双
※真・恋姫†英雄譚のキャラクターは登場しない。
本作の主人公でもある。
原作ではヒロインたちのサポートに徹し、自身はあまり前線に赴かないタイプだったが、この作品の彼は主人公覚醒を果たし、圧倒的な力を持つ敵にも自ら剣を取って果敢に立ち向かうようになった。
今回の彼は三国のいずれにも属さず、自らの軍を、新たな外史で最初に出会った星や風と共に立ち上げる。
原作では見せない彼の主人公ぶりは必見。また、原作にはなかった、本作における重大な設定も振り込まれている。
しかも途中からとある絵師による、原作にはなかった公式顔負けの立ち絵が用意された。
真・恋姫†無双魏ルートのヒロインの一人。北郷軍筆頭軍師として活躍する。
恋姫†無双及び真・恋姫†無双蜀ルートのヒロインの一人。一番隊隊長を勤める。
また、『当番表』を管理している。
恋姫†無双及び真・恋姫†無双呉ルートのヒロインの一人。蓮華と出会う前に客将として北郷軍に加わったので、孫策軍には所属していない。
今作の彼女の一刀に対する態度は軟化傾向にある。
恋姫†無双のサブヒロイン、及び真・恋姫†無双魏ルートのメインヒロイン。
覇王としての風格は健在で、一刀の越えるべき壁でもある。
マブラヴオルタネイティヴ
マブラヴシリーズの主人公。序盤は劉備軍に所属しているため、最初は勢力としては一刀たちの敵という形となっている。
戦術機による戦闘は行わないが、二刀流と独自の回避能力で相手を翻弄する。
マブラヴシリーズのメインヒロイン。なぜか眠りについている。
武の世界の天才科学者。自身の世界と比べてはるか昔の文明であるこの世界においてもオーバーテクノロジーを生み出す、他作品のキャラの能力を分析できるなど、科学的な観点においてはオーバースペックの持ち主。
ギャグパートではマッドサイエンティスト的な一面を見せる。
マブラヴシリーズの登場人物だが、君が望む永遠のヒロインでもある。
マブラヴシリーズのキャラの中でも早い段階で北郷軍に加わる。
永遠のアセリア
永遠のアセリアの主人公。永遠神剣『求め』の使い手にしてラキオス王国のエトランジェ。
ファンタズマゴリアから仲間たちと共に外史に飛ばされ、孫策軍の将となる。
永遠のアセリアのメインヒロイン。永遠神剣『存在』を持つ。
『ラキオスの青い牙』と呼ばれるほどの高い戦闘力を持つスピリットの少女。
寡黙ではあるが、悠人との関わりを通じ、彼を強く信頼している。
戦闘力の高さと性格から恋と似ているとも言われている。
永遠神剣『献身』の名通り、献身的に悠人たちを支えるスピリットの女性。
主に防御と回復を得意とする。
悠人の義妹。兄を信頼している心優しい少女。
孫策軍では主に負傷兵の介護を行っていた。
立ち絵は修正版を用いられている。
ファンタズマゴリアのとある場所で隠遁していた女性科学者で、レスティーナによってラキオスに招かれた。私生活はかなりズボラで、部屋の掃除などはイオにまかせっきり。しかしその頭脳は同じ天才科学者である夕呼さえも驚かせる。彼女と絡みが多く、彼女と共に妙な発明をすることもある。
ラキオス王国の王女だったが、父の崩御をきっかけに女王となった。
父である先王が佳織を人質にし、悠人に戦いを強要したため父共々悠人から恨まれていたが、王女としての立場上、本人は冷徹な振りをして内心では佳織と悠人の身を案じていた。
女王となってからは悠人たちと身分とわだかまりを越えた信頼関係を築く。
11eyes
11eyesの主人公。
赤い夜に巻き込まれ、逃避行を繰り返すうちに外史世界に飛び、北郷軍に保護される。介入時の戦闘力は高くないが、一刀たちからの指導と、彼の右目に宿る特別な能力の開花の影響もあり、北郷軍になくてはならない将へ成長する。
11eyesのメインヒロインで駆の幼馴染。大人しいがやや独占欲が強く、駆に懐いている。
11eyesのヒロインで、高い戦闘力を持つ陰陽師。駆たちの先輩でもある。
11eyesのヒロイン。
言葉を話せないので、スケッチブックで言葉を述べる。
触れた者の傷を癒し、戦闘も行える『アブラサクス』という能力を持つため、見かけによらず戦闘力が高い。
久遠戦記オリジナル
主に抜擢武将や紙芝居要員キャラの役目を持つオリジナルキャラクターたち。
作者の意向で女性キャラには恋姫たち同様真名があるが、男性にはない。ちなみに一部を除いてほとんどの女性は一刀に攻略されている。
万興(バンコウ)
北郷軍に抜擢され、星率いる一番隊に所属することとなった男性武将。
オリジナルキャラクターとは思えないほどの人気を視聴者から獲得している。
見た目はおっさんだが、年齢は実を言うと一刀とあまり変わらないようだ。
孫媚娘(ソンビニョウ)
真名は涙(ルイ)。弓を扱う女性抜擢武将。
将として参戦する前の訓練時には、すでに一刀に攻略されてしまっており、故に一刀への愛情及び忠誠心も深い。
指揮官としてはハイスペックで優秀だが、運が悪く部隊が壊滅しやすいため、壊滅の涙と視聴者から呼ばれてしまっており、本人も気にしている。後に立ち絵が用意された。
北郷十常寺
一刀の侍女を務めるメイドの女性たち。
メイドではあるが、戦闘力を持たない風の護衛も勤めるなど、戦場に立つことこそないが戦闘力が優れている。もちろん攻略されている。
登場人物(敵)
恋姫†無双(1作目)のみで登場した一刀の宿敵の一人にして、外史の管理者。一刀に対して異常な敵意を持つ。
今回の彼は、原作以上に下種な手段を企てて一刀を抹殺しようとする。
ちなみに武器を扱うようになっている。
恋姫†無双の1作目やアニメ版のみで登場した外史の管理者。
謀略を得意とするが、札や線を用いた戦いも可能。口調は礼儀正しいが、卑劣で狡猾な男。
そしてホモである。
永遠のアセリアの敵キャラクター。
佳織に歪んだ愛情を向ける、サーギオス帝国のエトランジェ。永遠神剣『誓い』を持つ。
元の世界でも秀才であり、『誓い』の恩恵もあって悠人たちに匹敵する高い実力を持つ。
一方で思い込みが激しく精神が弱いため、すでに永遠神剣に心を蝕まれている。しかもそれに気づいていない上に、指摘を受けても認めようともしない。原作でも最初から悠人に対して殺意を向ける。
永遠のアセリアの敵キャラクター。
ロウ・エターナルの一人で、外見は幼い感じの少女だが、その本性は恐ろしいほどの享楽主義者。
悠人たちの敵である。自分が楽しむためだけに世界の裏で暗躍する。
11eyesの敵キャラクターたち。赤い夜が発生した際に出現する。
駆たちを「欠片」と呼び、命を狙う。
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