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九条鎌治

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くじょうかまぢ

オープンワールドゲーム『原神』の登場キャラクター。稲妻の治安維持を司る"天領奉行"九条家当主・九条孝行の次男。

CV:不明

概要

オープンワールドゲーム『原神』の登場キャラクター。

外見はいわゆる「名有りのモブキャラ」であるが、魔神任務(メインストーリー)第二章での重要キャラとなっており、その動向もありプレイヤーの印象に残るキャラでもある。

人物

雷電将軍を君主とする稲妻において稲妻の治安維持を司る"天領奉行"九条家当主・九条孝行の次男として生を受ける。代々「武」の者を輩出してきた九条家において文学を愛する「文」の人であり、兄・政仁が次期当主として約束されているため、自身は幼馴染で世話役の一平と共に九条家の雑務に励む傍ら、"勘定奉行"柊家当主・柊慎介の御息女・柊千里とは恋仲であり、お互い会う機会が少なく文通を交わしている。至って生真面目な性格の持ち主で、九条家の権力に驕る事なく謙虚に振る舞うため市井でも評判が高い。

離島経由で稲妻に上陸した旅人が、離島を管理する慎介とファデュイの「淑女」との裏取引で足止めされた際、千里の計らいで鎌治宛の手紙を届ける形で離島を抜ける事が出来、それが縁で以後も交友を重ねる事となる。

関連タグ

原神 稲妻(原神)

旅人(原神) 柊千里 神里綾人 雷電将軍

以下、魔神任務第二章以降のネタバレ

雷電将軍が発した鎖国令と目狩り令に対して否定的であったが次男という立場上、父・孝行に意見できる立場ではなく、自身の力の無さに苦悩していた。兄・政仁も同じ考えでありのちに父に抗議したが逆鱗に触れる結果となり、政仁は絶縁され下野したため鎌治が跡取りとなる。

魔神任務第二章第三幕で孝行がファデュイと結託して雷電将軍に虚偽の報告をし、結果として稲妻を混乱に陥れた責任を取らされ天領奉行を解任・更迭。養女の裟羅が奉行内で実務に励んでいたが、それでも御家お取り潰しの危機に九条家はさらされることになる。

「伝説任務・天下人の章・第一幕"泡影照らし浮世の風流"」では名代の地位に就き、奔走する鎌治に九条家分家で補佐役の鷹司家が権力を広げようと鎌治に強引な取り引きを持ちかけるも雷電将軍(正確には本来の人格である雷電影)が介入して破談となる。

その時、鎌治は父を止めようとしなかった自身にけじめをつけると影に御前試合を申し出る。影は鎌治が動いても九条家の状況は変わる事はないと辛辣に応えるも鎌治の覚悟を認めて御前試合を受ける。

武芸の達人である影に文官である鎌治が敵うはずもなく敗北するも、ボロボロになりながらも最後まで向かってきたその姿に九条家の先祖でかつて影の盟友でもあった大天狗『笹百合』の意志が受け継がれている事を見、しばらくの間は雷電将軍直々に九条家を管理下に置く事を決断し、九条家は処分保留という形ではあったが御家お取り潰しの危機から逃れる事ができた。

のちに兄・政仁も鎌治の説得で九条家に戻ったが、政仁自身は君主には向かないと自覚しており家督を正式に鎌治に譲り、武人として生涯を全うする事を決意して神無塚・たたら砂の九条陣屋で軍官の任に就く。鎌治と旅人に対しては稲妻と九条家の混乱を収束してくれた事に感謝している。

また父・孝行も監視付きであるが軟禁を解かれたものの、雷電将軍直々に叱責された事や鎌治が名代になり当主の座を降ろされた反動からか、それまでの覇気が嘘のように消えて一層老け込んでしまい寝たきりに近い日々を送っているとの事。

その後は九条家名代として政(まつりごと)に励んでいたが、神里綾人の伝説任務「伝説任務・散りゆく青桐の葉」では、兼ねて文通を重ねた千里との縁談が持ち上がる。

当初は恋が成就できたと喜んでいたが、実は今回の縁談は、柊家当主であった慎介が逮捕されたことを好機とし、柊家に代わって勘定奉行を手中に収めたいと目論む松浦をはじめとする柊家の家臣達の策略だった。社奉行当主の神里綾人がそれを看破して陰謀を阻止すべく活動している事を知った鎌治は、自分も思慮が足りなかったと反省し、縁談が破談になるのを覚悟で半ば恫喝めいた手法まで使い、綾人に協力する。

結果として、縁談は白紙に戻ってしまったが、松浦一派がすっかり戦意を喪失したことで陰謀は未遂に終わった。ただ、鎌治はもちろん真相を知った千里も、「このまま流されるまま結婚してもお互いのためにならない」と考えており、円満な形で互いの想いが成就できるよう一から考えている模様。

楓原万葉の伝説任務「伝説任務・阡陌で故人を知る者無し」では過去に「一心伝」の楓原家を没落させる要因になった、雷電五箇伝を襲った事件の真相を神里綾人から聞き、雷電将軍と協議した結果、楓原家の復興を支持する結果となり、万葉に一心伝を継ぐよう提案する。万葉は曾祖父の代からの汚名をそそぐ事ができたと感謝するも、目狩り令の際に反乱軍側に加勢した故に復興は時期尚早である事、そしてテイワット各地の鍛冶技術を見聞するまで家督を継がないと告げ、鎌治も万葉の意志を汲んで了解した。

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