概要
大阪府出身のアニメーション監督。
グラフィックデザイナーを経て、子供のころからの夢だったアニメ監督を志望しアニメ関連の仕事を志す。
2002年の『ラーゼフォン』での監督補佐を経て、翌年の劇場版『ラーゼフォン多元変奏曲』で初監督。これ以後ほぼ一貫してボンズで仕事をするようになる。
2005年に自身の監督作『交響詩篇エウレカセブン』が大ヒットし、2009年に映画版、2012年には続編『エウレカセブンAO』が製作された。
尊敬するアニメ監督に庵野秀明を上げており、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』に参加したきっかけも「エヴァという作品そのものよりも庵野さんに興味があったから」と述べている。同作品の全記録集のインタビューによれば、絵コンテとして参加しているものの最終的に自身の描いた絵コンテは殆ど残らなかったという。自分のコンテが選外となっていた自己分析として、自分が打ち合わせで受けた印象と最終的に行ったエヴァの印象があまりに異なっていた事から、事前説明から自分なりの解析が上手く通じていなかった事を述べている。なお、続編である『破』以降のシリーズには参加していない。