概要
ライトノベル『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』に登場するキャラクター。
CV:不明(詳細後述)
原作ライトノベルでは第5巻、コミカライズ(漫画版)では第12巻・第13巻、テレビアニメでは第2期『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω』の第6話に登場。
主人公ディアヴロの敵対勢力の一人。
所謂モブキャラであり、作中に名は出ない。
人物像
上半身は人、下半身は魚の姿の女性の魔族。ラノベ版においては挿絵も無く、容姿についてそれ以上言及されていない。
魔王軍の大将軍を務める魔族・バナクネスによる一夫多妻のハーレムの一員。
トカゲ尻尾の女魔族・カラスの翼を持つ女魔族とともに、バナクネスの幕僚であり妻。
バナクネス・妻3人とも、結婚指輪を嵌めている。
作中では目立った台詞はないが、ラノベ版では恥ずかしがり屋な性格と明かされている。
戦闘では治癒術師(ヒーラー)担当。その力は深手すら一瞬にして回復させるほど。
登場
魔王軍を率いてジルコンタワー市へ攻めてきたバナクネスとともに、彼が侍(はべ)らせていた妻3人のうちの一人として登場。
市の女領主ファニス・ラムニテスに対して、バナクネスは降伏および「妻たちとともに姉妹嫁となること」を勧告するが、ラムニテスはこれを拒否し隙をついて魔銃(マギガン)を発射。バナクネスは胸を貫かれ倒れるが、人魚型の女魔族は彼を即座に回復させ、傷一つない状態で立ち上がらせた。
- ラノベ版・漫画版ではバナクネスに触れることで回復させているが、アニメ版では唇にキスをして回復させる描写になっている。
ラムニテスは自軍とともに攻め込むが、トカゲ尻尾の女魔族とカラスの翼を持つ女魔族の強大な力になすすべもなく、圧倒的な戦力差を見せつけられる。
それを見かねた主人公ディアヴロが駆けつけるが、バナクネスは悠然とした態度を崩さないばかりか妻たちとイチャイチャハーレムを展開。人魚型の女魔族も胸を揉まれ恥ずかしそうな表情を見せていた。
これを見せつけられたディアヴロはリア充に対する嫉妬心を爆発させ、バナクネスおよびその妻たちと戦闘する。
トカゲ尻尾の女魔族は魔術反射、カラスの翼を持つ女魔族は冷凍魔術で倒され、残った人魚型の女魔族は何かしらの魔術を放とうとするも、魔術反射を見抜いたバナクネスによって制止される。
そこへディアヴロはフレアバーストx7を放射。人魚型の女魔族は灼熱の炎を大量に浴びて死亡し、消滅した。
- ラノベ版・漫画版では炎が消えた後にバナクネスの腕の中で消滅していく。
- アニメ版では炎の中で断末魔の悲鳴を上げながら消滅した。
その後バナクネスもディアヴロに倒され消滅している。
備考
アニメ版ではごく僅かながら声も付いていたが、放送回エンディングのキャストにおいてはクレジットされておらず声優は不明。
対して明確な台詞のあったトカゲ尻尾の女魔族・カラスの翼を持つ女魔族はそれぞれ「トカゲ女」「カラス女」としてクレジットされ、声優が明記されていた。
関連タグ
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術の登場人物一覧