概要
香川県高松市仏生山町にある高松琴平電気鉄道琴平線の駅(K06)。
高松市立病院(愛称「高松市立みんなの病院」)の最寄り駅で、琴平線・長尾線の車両を管理する仏生山検車区及び仏生山工場が併設する駅でもある。
かつては塩江線も乗り入れたが、1941年に不要不急路線と看做され廃止になり、現在は琴平線単独駅である。仏生山工場の一画に、その塩江線の痕跡が残る。
また塩江線の代替路線である、高松駅〜塩江を結ぶことでんバス仏生山岩崎線が、前述の高松市立病院の移転に合わせて、当駅西口に乗り入れるようになった。
改札は東西にあるが、西口は高松市立病院の外来診療時間に合わせ、平日の日中にのみ開かれており、それ以外の時間帯には東口を利用する。
駅構造
島式ホーム1面2線と、切り欠きを持つ単式ホーム1面2線、合計2面4線の地上駅。1番線がある方が島式ホームで、西側の線路(無番)は仏生山工場北地区の出入庫線であるため、柵で塞がれている。
行き止まり式の3番線は2両編成までしか対応せず、現状は土休日ダイヤの上り始発2列車、下りの2両から4両への車両取り換え以外、旅客乗降には使用されない。
琴平線は将来的に当駅までの複線化が予定されており、その際には駅構造も変わる可能性がある。