「運命(さだめ)だの未来だの下らねぇ!!アリえねぇんだよ!!決闘疾走者(ライディングデュエリスト)が駆け抜けるのは現在(いま)!!この瞬間(とき)!!この世界だ!!」
概要
ヘルメットとゴーグルが特徴の昆虫族使いで、「アリ?」が口癖。
物語開始時点では連敗街道だったが、「夕陽の合わせ札」によって「決闘竜」のカード「魔王龍ベエルゼ」を手に入れた事で彼の運命は変わり始める。
元々弱小デュエリストだったセクトは周囲からしょっちゅうからかわれており、「みんなでオレを見下すな―――!!」とその都度反発していた。
とはいえ回想シーンを見る限り、侮蔑や嘲笑の類ではなく激励に近かったようだが、セクト本人は腹の底で本人も知らぬ間にフラストレーションを高めており、ベエルゼの闇の瘴気に支配されたことでそれが爆発。
結果、骸骨騎士=ルドガーの尖兵として「陰陽祭」に参加する「地錠覇王」の候補者となり、闇の力で飛躍的に実力を高めていった。
最終的にはベエルゼの進化体である「魔王超龍ベエルゼウス」を手に入れ、サテライト上空に浮かぶ「天空城セイバル」へ移動。
天錠覇王となった遊星をも圧倒するレベルの力を手に入れたが、連続コンボでスターダストにベエルゼウスを破壊されたことで闇の瘴気が抜け、元に戻る。
そして骸骨騎士から事前に聞かされていた「光のフィール」に至り、遊星とのデュエルに決着をつけたが、陰陽祭によって覚醒した究極神は既に解放されており、その後始まった決戦の中で地上へ送還されていった。
本来は蟻型モンスターを使用する予定だったが弱そうとして却下された。
なお、蟻型モンスターデッキは有栖川ジャンゴで達成された。