概要
佐渡至皇理とは、パワプロアプリ、サクセススペシャルに登場するキャラクターである。
討総学園高校の野球部の選手であり恵比留高校の強化シナリオにおいて初登場。
その後2021年の12月25日に7周年記念 超パワフルスペシャルステップアップガチャにて実装された。
人物
野球部のトレーナー。選手としても
優秀だが、あまり試合に出ない。
上品な外見と所作とはうらはらに
対戦相手を叩きのめす事が
大好きなようだ。
(SR,PSRのプロフィールより)
野球部のマネージャー兼トレーナー。
まれに試合に出ることも。
上品な雰囲気を身にまとい、あらゆる
勝負事の助っ人として活躍する。
佐渡摩智の双子の姉。
(PR以下のプロフィールより)
至皇理とパワプロくんらが2年の時点では女子選手は公式戦に出られないため普段はマネージャーをしているが選手として活躍できるほどの身体能力を持つ。妹の佐渡摩智を溺愛している。成績優秀でスポーツ万能、カードゲームやチェスが得意という評判もあり、摩智の自己紹介イベントのログの緑文字の説明ではスポーツ・武芸・ギャンブルに対しての希有な才能を持っていると書かれている。
上記の通り初登場は恵比留高校の強化シナリオだが討総学園高校実装の時点で摩智から敵わない相手だと存在を語られていた。
上品な立ち振る舞いをするが性格は真正のサディスト。名前の由来もそれである。
陰の努力家なのだがそれを周りに感じさせないことで「天才」として振る舞い、努力家を勝負で叩きのめし絶望させることがこの上ない快感という変態である。
彼女の実装により、試合時の表記名は姉妹揃ってフルネームとなった。
恵比留高校の強化シナリオでは主人公らの偵察に関して看破するかのような発言をしており、パワプロくんを驚かせた。
なお、恵比留高校の強化シナリオではチームメイトのキリルが健在であれば遊撃手として、魂を吸収したかデッキに入れて不在であれば投手として出場する。
討総学園高校ではシナリオの固有キャラ扱いがされてないため自己紹介イベントが発生する。さらには順位を下げると退学という可能性もある。この点に関して公式はバランスを考慮した結果とのことだったが強化の時だけ固有キャラ扱いになるように設定されることになった。
どのイベントにおいても彼女の狂気を垣間見ることができるがただのサディストや変態といった言葉では収まらない良くも悪くも個性的で魅力的なキャラである。
能力
ポジションは投手で能力が高く野手能力も高い。特殊能力を多く持ち金特の強心臓や読心術まで習得している。
イベキャラ実装後はメインが遊撃手だが、妹の摩智が守る二塁以外は全て同水準に守れるオールマイティーな選手となった。
得意練習は筋力練習。
また、投手も実装前に近い水準にあるが、野手がメインとなったため強心臓がピンチ◎に下方修正された代わりに勝負師が金特として追加された。
SR以上でイベントを完走すると野手は勝負師または看破のコツ、投手は強心臓またはドクターKのコツを確定入手できる。
また、エピローグでは評価一定以上で野手はラストエンペラーのコツ、投手はディレイドアームのコツを入手できる。
ボーナスとして、パワーと守備力の上限アップ持ち、筋力練習改革(敏捷)持ち、アイテム持ち込みの追加枠として万能パワドリンクの追加持ち込みが可能となっている。
パワプロくんとの関係
自己紹介イベント
珍しくも自己紹介イベントで回想を見るかどうかという選択肢があり、選択肢の内容を統括すると
自己紹介イベントの数日前にパワプロくんが野球用品のある店を探していて道に迷っていたらスポーツジムに入っていく至皇理に遭遇し、すごい数の重りを使って筋トレをしているところを見てしまったのに気付かれてツボ拳法で突かれてしまう。気が付くとベットにいたパワプロくんは至皇理にまるで努力をしていないのに何でもできる天才という評判を維持したいという願望のために自身の秘密を守るようにと脅されることになり、パワプロくんは最低の変態だと至皇理を評した。そして自己紹介イベントに繋がり、マネージャーをこなしていて前述の評判の良さが語られる。練習後に見られた件を秘密にするならパワプロくんの助けをすると言うためウィンウィンの関係だと至皇理は告げる。
低レア限定イベント「勝負のメリット」
他校のゴルフ部の旗沢(容姿はモブ)という人物がやってきて雪辱を晴らすために至皇理との再戦にやってくる。とはいえ至皇理はゴルフ部の助っ人でしかなく勝敗に興味はないと言いながらも彼女を言いくるめ、勝負をする代わりマネージャーのように雑用を1週間させられることになる。なお、旗沢以外にも順番待ち(常に3人ぐらいはいるらしい)がいるためマネージャーの仕事がなくなってきたとのことで練習機材を作らせることになる。(これでランダムに練習が強化されることになる。)
その後旗沢と再会することになるが勝負の末にゴルフのスイングに関して指摘したらしく旗沢曰く一段上の強さが身についたらしい。至皇理は真面目に努力している子は応援したくなると言い、それを聞いたパワプロくんは選択肢で
- 応援してほしいと言うと、至皇理はそれに対して棒読みな声援を行いパワプロくんに微妙な顔をされたがパワプロくんに練習機材の製作をさせることにした。(こちらもランダムに練習が強化される。)
- 逆に欠点を指摘してほしいと頼むといっぱいあるためちゃんと野球を続けられるかと忠告されやる気が下がる。
全レア対応イベント「たった一人の...」
マネージャーの仕事をこなしており、これだけ技術があるのにマネージャーじゃもったいないとこぼすパワプロくんに主人公よりも印象的な脇役になりたいと答えパワプロくんに納得された。
週末にテニス部の助っ人をするらしく、それに対して選択肢で
- また凡人をいじめてくるのかと問うと正々堂々と勝負と勝負するだけと答えるが表情が合ってなくツッコまれる。どうして至皇理の正体に誰も気づかないのかという疑問が浮かぶがツボ拳法で記憶を消しているらしく、逆に記憶を消さないパワプロくんに対しては真実に気付いているたった一人の男して見逃しており、シチュエーションに対してもえもえだと身もだえしてパワプロくんに引かれる。
- 無駄話よりも仕事を選ぶと補食の準備にかかり、作ったドリンクの味見を頼まれる。味も良かったため内面はともかく、やってることはめちゃくちゃ有能で控えめな野球部の裏方なんだよな...とパワプロくんは内心思うが全部顔に出てたらしい。
- 見に行く事を選ぶと相手を一方的に打ちのめし相手がテニスをやめてしまうんじゃないかと心配するパワプロくんだが、パワプロくんも一度や二度のコールド負けでやめたりはしないのだからボロ負けの方が切り替えは早いと至皇理は説いた。
高レア限定イベントの「偶然を必然に」
試合でのチャンスを逃したパワプロくんがあまりにも不器用すぎるということで至皇理の特訓を受けることになる。
特訓の内容はサイコロの目を自在に出せるようになる事で特訓の内容に疑問を持つパワプロくんだったが野球とは力を競うのではなく相手を駆け引きをするスポーツだから運の要素を減らすのだと答えた。実際に至皇理が好きな目を出せるのを見て技術の意義を気にするがもちろん勝負に勝つためで特に妹には圧勝して尊敬されたいと歪んだ笑みを見せる。
なお、もうサイコロを振るゲームを楽しめない気がすると気付いた場合はこの時点で気付いたパワプロくんに驚く。
その後もイカサマの特訓はトランプ、じゃんけん、コイントスと続き、覚えがいいためパワプロくんは自慢の弟子という扱いを受けることになる。役に立つのかという疑問に練習試合で相手の思考を誘導して4打数4安打をやってのける。結局イカサマ技について聞こうとしたがはぐらかされることとなった。
パワプロくんはイカサマ技について考え続け、練習試合の打席においてそれを果てしない長時間の鍛錬の末に偶然にしか見えない必然を生み出す対人戦のみ有効な戦術と気付き思考の読み合いに勝ち試合を決定付ける一打を放った。至皇理に褒められ、至皇理のおかげだとパワプロくんは嬉しそうに言い、原因は勝負の勝ち方、運の要素の減らし方(の選択肢)のどちらかを選べる。しかし、もう一つの選択肢のいろいろなイカサ...と言おうとするとツボ拳法で突かれて倒れることになる(金特が貰えないうえに能力ダウンに赤得を習得に加えてセンス×になってしまうため注意)。
エピローグ
エピローグではパワプロくんを屋上へ呼び出す。評価が低い場合はツボ拳法で至皇理の記憶を消し、パワプロくんが去った後にはプロの選手になるパワプロくんには自分のような変な女の記憶は邪魔だろうとこぼした。とはいえ心からプロでの活躍を祈っており、至皇理も気分を切り替えて大学で出会う強敵に向けて鍛錬をするらしく、今から大学生活が楽しみとのこと。
評価が高い場合はパワプロくんは至皇理にプロ入りを直接祝福されて記憶も消されず、至皇理は演技ではなく本当に天才だと問うが至皇理は偽りの天才と答え、実は自分の体が頭の中のイメージ通りに動くため手本さえあれば練習しなくても熟練者みたいな動きができてしまうという事を明かす。それに満足していたらつまらない人生だったが妹の摩智がすごい姉をとても高い水準で要求してきたためにそれに応え努力し、摩智からの尊敬の眼差しを心地よく感じていたとのこと。とはいえパワプロくんや摩智が思うほど天才ではないと思っている。プロ野球に関しては自分の実力だけでなんとかすると意気込むパワプロくんに大抵のなんとかできるから何かあれば連絡してほしいと至皇理は告げ、パワプロくんはすごく頼もしいけどなんだか怖いと内心思うのであった。
その他キャラとの関係
佐渡摩智
摩智の全レア対応イベントの「勝負はどこででも」のログの緑文字の解説曰く至皇理は永遠のライバルにして最大のトラウマ、最愛の家族とのこと。佐渡姉妹の記事も参照。
表向きの関係は良好であり、コンボイベントの「無敵姉妹」では摩智だけが試合に出ることになり、その際の選択肢で
- 至皇理に話をすると戦うことの楽しさを知ってもらうために死ぬ直前まで摩智を追い込み、ギリギリ勝てる程度の相手を用意していたらしい。強すぎる相手の場合は至皇理があらかじめ弱らせておいたこともあるらしい。そのせいもあって相手の力量を読み取る力が育っていないらしく、足の速さも至皇理より摩智の方が速い(実際に至皇理がBの76、摩智がAの80)のに勝負しても手を抜いたと思われて喜んでくれないらしく切ないらしい。パワプロくん曰く色々と歪んでいるけど妹が大事なのはわかったとのこと。
- 摩智に話をすると摩智からしても至皇理の愛情を気持ち悪いようなのだが身体が弱かった頃の摩智からは至皇理がうらやましかったようだ。至皇理が前述のように何度も死ぬまで追い込んだこともあって健康になり勝つ喜びに目覚めたとのこと。摩智は至皇理の趣味に関しては露悪趣味、悪そうに振る舞うのが好きと合っているようで合ってない評価をしている。
- なんとなく試合を見ることにすると摩智がデッドボールを受けながらも元気に一塁に向かうが、至皇理はキレてしまい、私だけのものなのに傷をつけるなんて許せないといきなり代打で出場し、ピッチャーライナーで男の急所にモロに入ってピッチャーがマウンド上で倒れてしまうことになる。あまりの危なっかしさにパワプロくんはこの姉妹にはなるべく関わらない方がいろんな意味で安全とこぼすのであった。
大空美代子
同じくツボ拳法を習得しておりもう一つの顔を持つ大空美代子とのコンボイベントが用意されている。2人でいる際は至皇理は美代子の事をぶりっ子番長、メスゴリラと呼び美代子は至皇理の事をエセお嬢様と呼ぶという険悪な間柄で校舎裏で格闘を繰り広げるがその際に2人を探しに来たパワプロくんをごまかしつつも喧嘩を続け、喧嘩しているのに気付かなかったパワプロくんには2人は仲がいいと誤解されたようだ。(コンボイベントのタイトルも仲がいいほどケンカするという題名になっている。)
太刀川広巳
太刀川広巳のリスタートバージョンと同時にデッキに至皇理を入れるとSR,PSR限定のイベント「リスタート」の1回目に至皇理が登場する。太刀川の観察がトレンドになっているようで太刀川のことをヒロちゃんと呼ぶ。肩の調子の悪さから投手から野手へとポジションを転向せざるを得なくなったがそれでも前向きな太刀川を見て
あぁ、真面目な子が曇って絶望して
それでも立が上がろうとする姿って
どうしてこんなに美しいのでしょう。
と太刀川を評している。かつてはか弱かった妹の摩智の姿を重ねているのかもしれない。
ビター&スイートバージョン
2024年のバレンタインにてビター&スイートバージョンが登場。摩智に合わせてか得意練習が走塁練習となっている。
こちらでは私服姿での登場となり、入手するとパワターとして使用することができる。バレンタイン専用イベントも用意されている。
固有ボーナス名は「私服の姉」。私服と至福をかけていると思われる。
ビター&スイートバージョン限定イベント「バレンタインデーの勝敗」
バレンタインの迫るタイミングにてチョコの作り方を友人たちに指南していた帰りにパワプロくんと出会い、至皇理はバレンタインには勝負をしないと言い、選択肢で
- 他人ではなく一世一代の愛の勝負という別の勝負をするからと言うと至皇理は考えてもみなかったらしく、せっかくということでパワプロくんに作ったチョコを渡そうとするものの、からかわれたと思いパワプロくんが驚いて逃げてしまうため勝負させてもらえないなんて残念と笑みを浮かべる。
- もしかして勝てないからかとパワプロくんに聞かれた際には、気付いたパワプロくんにバレンタインはチョコを美味しく作れてもチョコは誰から貰うかが大切だと答える。皆が恋の勝負に夢中で蚊帳の外と思っており、そのため作ったチョコをパワプロくんにくれるが美味しかったようだ。
高レア限定イベント「偶然を必然に」
1回目は通常Verと内容は同じだが2回目から内容が変更されており、高級レストランにて3つの手作りチョコの中に世界一苦い添加物のデナトニウムが入ったチョコが混ざっているためそれを避けるという特訓を受ける。
- 直感で選んだ場合はデナトニウムの苦さにやられてしまい思考停止でイカサマに向いていないと呆れられる。
- もっと考えた場合はハズレの数は言っていないため全部のチョコが外れという事に気付く。とはいえ至皇理は悶え苦しむ姿を見られると期待していたようだ。
その後通常バージョン同様に練習試合でピッチャーとの読み合いに勝ち、お祝いとして至皇理からチョコを貰うがこのチョコも苦いのではないかという迷いもありながら意地悪なだけの人じゃないと信じて食べたところ、ちゃんと甘くてそれこそが読みあいの向こうに待つ勝利の味だと至皇理は説いた。
イベント
固有ボーナス名は「無敵の姉」。
パワプロアプリ公式Twitterで公開されたイラストには佐渡姉妹の幼少期が描かれている。
公式Twitterにてキリルと摩智が料理勝負をするという内容の4コマが公開されたが、デフォルメ姿でチョイ役としての登場だがキリルに負けて悔しがる摩智をカワイイと言っており相変わらずの歪んだ愛情が描かれている。
パワプロアプリの第8回パワプロ人気投票において3位となった。
3位入賞、ありがとうございます。
投票してくれた方に
感謝いたしますわ。
うふふ・・・上位には、
かわいい子が
いっぱいいますわぁ・・・
(結果発表でのコメント)
第9回パワプロ人気投票において6位となった。
投票してくれた皆様に感謝いたします。
おかげで今年も上位に入れましたわ。
うふふ、上も下もかわいい子ぞろいで
つまみ食いしたくなりますわねぇ。
(結果発表でのコメント)
鬼滅の刃とのコラボイベントの無限地下牢(むげんだんじょん)其の弐において投手として登場した。
イベントでは上弦の陸の手によって別の世界で意識だけ捕らわれた状態で操られ、下弦の伍を弟と認識していたのだったのだが、炭治郎達一行から感じる強者の気配につられて彼らを打ち負かしたいといつもの至皇理になってしまい、我妻善逸からは変態と呼ばれ、時透無一郎からは下品な趣味に付き合ってる暇はないと一蹴されてしまう。勝負に負けた後には正気に戻るが摩智との過去の話をすると一行に引かれてしまう。至皇理が元の世界に戻った後に同じく妹を持つ炭治郎は至皇理の気持ちは本当だと炭治郎なりに至皇理の事を肯定していた。
関連人物
- キリル・フォスター、佐渡摩智、宮田良哉、シュバリエ、ケヒャール、忠主七緒:同じく討総学園高校の野球部のメンバー。妹の佐渡摩智はコンボイベントの相手となる。
- 大空美代子:聖ジャスミン学園の選手。コンボイベントの相手となる。
- 太刀川広巳:聖ジャスミン学園の選手。リスタートバージョンの太刀川と同時にデッキに入れるとSR,PSRイベント1回目に至皇理が登場する。
関連イラスト
関連タグ
討総学園高校 パワプロアプリ 実況パワフルプロ野球 パワプロ ドS
藤崎詩織:同じくコナミの「しおり」と付く人物。コラボとビター&スイートバージョンの実装タイミングもあり多くのユーザーから同時にデッキに採用されることとなった。