「この世界に光を灯す為に、私はこの剣を振るいましょう。」
概要
千年戦争アイギスにおいて、初期から自軍に所属する男性ソルジャー。レアリティは銀。
このゲームでは合成素材にした場合、男ユニットは同レアリティの女ユニットの2~3倍の経験値になるという特徴がある為、大抵の王子が餌にしてしまって初期所持ユニットであるにもかかわらず持っていないという事になりがちな悲哀を秘めている。
ソルジャーとしては同レアリティの新緑の兵士フィリスの方が使いやすいため、なおさらである。
ルックスは正統派イケメンであり、ギャルゲ主人公のように目が前髪で隠れている王子よりもよほど主人公らしいともっぱらの評判。
戦闘能力
ソルジャーというクラスの特徴はコストが安いために出しやすく、それでいて2体の敵を同時にブロックできるという点である。また、「援軍要請」というスキルでコストを稼ぐことが出来るユニットもおり、多くのマップで初手に出すユニットの候補となる。
の、だが。
単にコストが安くブロックできるソルジャーが欲しいという時は育成とコスト下げの容易さから王国兵士ヘクターの方が使いやすかったり、ソルジャーとしては「援軍要請」が使える新緑の兵士フィリスの方が有用であったりと、何かと報われない。
現状「攻撃力強化」を持つ唯一のソルジャーであり雑魚には強いのだが、強敵を相手するのには防御面が心許ない。しかし雑魚なら別にフィリスや他のクラスでも問題ない、など、色々と不憫な人である。台詞を見ると普通に良い人そうなのが余計に。
しかし未CCのままコストを下限にすると5コストとなり、王国兵士ヘクター並に気軽に出せるようになる。ヘクターよりもずっと強いので、1体くらい下限にしておけば結構役に立つかもしれない。
また、地味な利点として攻撃力は上位レアリティに匹敵するほど高い。スキルを使えば一時的にカンストさせた剣の聖女ゼノビア並に高くなる。
2016年6月に追加された銀ユニットLV55ボーナスのアビリティは「回転斬り」。
奇しくもプラチナのゼノビアの覚醒アビリティと同じで、一定確率で範囲攻撃を行う。
他の銀ソルジャーと比べるとより攻撃方面に特化され、ほとんど別クラスのような使い勝手。
信頼度を上げたときのセリフ
0% | この世界に光を灯す為に、私はこの剣を振るいましょう。 |
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15% | 王子に剣でまけるのは嬉しいようでさびしくもあります。 |
30% | もっと力を身に着けないと……。 |
50% | 剣技など役に立たない…そんな未来をつくりましょう。 |
60% | 絶望しかけた自分に、王子は希望を与えてくださいました。 |
80% | この剣で人々の未来を切り開いて見せます。 |
100% | この国の未来の為、王子に忠誠を……。 |
キャラクター設定
小説版では元王国兵団の団長だったという設定になっている。
ちなみに現王国兵団団長は金レアリティのユリアンという事になっている。
小説版の後に発売された公式キャラクタープロファイルの設定を要約すると
「元兵士長だったが、より高みを目指すために後輩のユリアンに席を譲って修行の旅に出た」とのこと。
その後ゴールドラッシュイベントでも火口で一人修行している姿があった。
ちょうど立場が入れ替わる形となった(元傭兵の)兵士長ユリアンとは今でも飲みに行く仲。
「時をかける魔女」で王子達が過去にタイムスリップした際には、兵士長時代のクレイブを見ることができ、
王子とアンナの王城脱出(ゲーム的にはプロローグ)の時、部下のヘクターと共に敗走ギリギリまで城門を守って魔物と奮戦していた様子が描かれた。
イベント会話の内容とプロローグ終了時の初期ユニットにクレイブが居ることから、王城陥落後に神殿へ向かって王子と合流できたと思われる。
最初期ゆえに薄かった序盤シナリオの補完兼、舞台裏で戦った兵士たちの熱いイベントということで名シーンとして好評を博した。