「不言実行。」
概要
マジック・ザ・ギャザリングのカードの一枚。
カードとしての能力
カード名 | 僧院の導師/Monastery Mentor |
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マナ・コスト | (2)(白) |
カード・タイプ | クリーチャー — 人間(Human) モンク(Monk) |
パワー/タフネス | 2/2 |
能力 | 果敢(あなたがクリーチャーでない呪文を1つ唱えるたび、ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。) |
あなたがクリーチャーでない呪文を1つ唱えるたび、果敢を持つ白の1/1のモンク(Monk)・クリーチャー・トークンを1体生成する。 |
クリーチャーでない呪文を唱えるたびにモンク・トークンを生成するクリーチャー。
呪文を駆使してクリーチャーを補助するタイプのデッキ、もしくは軽量ドロー呪文を連発するデッキでは盤面を固めるのに一役買ってくれる。
それだけなら過去に若き紅蓮術士等々がいるのだが、
このカードの恐るべき点は、自身・トークンそのどちらも呪文を使用するたびサイズが大きくなる。
戦場にトークンを有る程度並べれたら、後はそのまま呪文連発できればそのままごり押しで圧倒可能という、ハイスペッククリーチャー。
デルバーといいコイツといい、どうしてこのゲームではまれに恐ろしい禿が出て来るのか・・・
登場当時のスタンダードでは目立った戦果はなかったが、
ローテーションの後、戦乱のゼンディカー・ブロックの時代にはコントロールデッキ向きのカードも増え、いつしか僧院の導師をフィニッシャーに据えたデッキは英語読みのMonastery Mentorからとってメンターと呼ばれるようになった。
スタンダードでタルキール・ブロックがローテーション落ちした現在(2018年)では、
パワー9が使用可能なフォーマット:ウィンテージでは制限カードに指定されている。(外部リンク参照)
ただでさえ、強力な軽量呪文が多数+Mox等々の0マナアーティファクトといった暴れる基盤があるのだが、
茶単系デッキの拘束能力を弱める制限変更が相次いだことが、メンターへのさらなる追い風となった。その結果あまりに支配的になりすぎたことから、いくつかのドローカードが規制されたものの支配的であり続けた。更に「青いデッキにとって明らかに最高の勝利条件」であり続けた故の決定である、