当記事は水名女学園に撒かれた「タネ」を全て回収した方、もしくは
ネタバレになっても構わないという方のみ閲覧してください。
概要
彼女は水名女学園高等部3年生であり魔法少女、そして学園祭準備期間中にトラブルを起こしていた張本人である。本名は明かされていない。
転校が多い学校生活を送ってきており、水名へは学園祭前(恐らく準備期間中)に転校してきたばかり。学校に馴染めない事には慣れていたつもりだった
それでも皆を観ていると楽しそうで、自分も参加したいと思い、今回は勇気を出してみよう、
魔法もあるし…と行動を起こす。
しかし、下記にあるように、彼女の魔法はもともと制御し難いものであったが、水名女学園-というより神浜市-に来てドッペルの影響を受けた事で制御のし難さが更に悪化。解消し切れない「学校行事が嫌い・邪魔したい」という気持ちがドッペル化してしまい、文字通り『災いの種』を意図せず撒き散らす事になってしまった。
神浜に来てからドッペルが出るようになったことから、キュゥべぇと契約したのは水名女学園
編入直前と推測される。
人物像
髪の色はブラウン。メカクレ女子。
「転勤族の子供」の常として、内向的で自信が無い性格。
その性格の為、自分の魔法が原因で学園祭がトラブルに見舞われてしまい、他の魔法少女に助けを求めたくても言い出せず、「脅迫状で警告する・"自分を捕まえる切っ掛け"のタネを撒いて他の魔法少女達を誘導する」というまわりくどい方法を取ってしまった。
それでも自分一人で抱え込まず、逃げ出しもしなかったので責任感は人並みにあるようだ。
魔法少女として
衣装は水色と白を基調としたシンプルなドレスで、ヘッドドレスがやや目立つ。また変身すると髪の色がライトグレーに変わる。
固有魔法は『切っ掛けを作る』というもの。
どんな切っ掛けを作りたいかを念じて生み出した『タネ』を、場所や人に設置することで、その場や人に成し遂げたい事の切っ掛けが発生する。
ただし、切っ掛けとしてどのような事象が発生するかは本人にも分からないらしい。
ドッペル化すると『タネ』の生成の制御すら出来なくなる。
この『ドッペル版タネ』は大中小の3種類あり、大きいほど起きるトラブルも大きくなる。
特定の条件を満たす(今回は「学園祭」「楽しい」の言葉を誰かが言う)とタネが芽吹き、トラブルが最終段階になると花が咲いて新たな『ドッペル版タネ』を撒き散らして枯れる。
対処法はタネの段階で魔力を込めた攻撃を当てて消滅させるか、トラブルの方を解決して発芽状態からタネに戻すこと。芽吹くと攻撃を受け付けなくなる為、起きているトラブルを解決できないと詰む。
ちなみにこの『ドッペル版タネ』はご丁寧なことに「トラブル」等の事象の内容が小さく書かれている。
また、制服姿のLive2Dが用意されていないせいなのか、一般生徒の前で堂々と魔法少女姿で行動している。
以下、別イベントのネタバレ注意
メインストーリーから7年前の時間軸を描く期間限定イベント『彼方に届いて希望の一編』に、全く同じ姿の魔法少女が登場。また新たにピンクを基調とし、似たようなドレスを着たメカクレの魔法少女も登場。バトルパートでの名前は「魔法少女(幹部)」。
彼女達と「先輩」の関係は全く説明がなく、公式には不明というしかない。
本作は、固有のLive2Dを持つ魔法少女(ごく一部のウワサ・未契約者含む)と、それ以外のモブキャラの造形には、厳然たる区別がある。一般人は必ずモノトーンのモブキャラで、モブ扱いされる魔法少女は、一般人同様のモノトーンか、あるいは魔法少女グループのモブ戦闘員に共通する姿形が設定されている。
「先輩」と7年前の魔法少女チームの容姿が共通していたのは、7年前の時点で謎の魔法少女の組織が存在し、「先輩」はその組織の現在における末端であったのかも知れない。
あるいは、両者は全く無関係で、特定のグループに入っていないか、神浜在住の汎用魔法少女として設定されたモブなのかも知れない(現時点では、「神浜マギアユニオン」「ピュエラケア」「フォークロアオブゼロ」にはモブ戦闘員の設定が無い)。
神浜マギアユニオン結成後のハロウィンで起きた騒動を描く期間限定イベント『祈りと弔いのハロウィン城』では、「ももこの知らない東の魔法少女」として、ほぼ同じ姿の青とピンクのメカクレの子が登場。
彼女達は和泉十七夜のグループに属していたが、既に故人であるらしい。水名のメカクレの子や、7年前の魔法少女チームの子が東の魔法少女という描写は無いので、神浜汎用のモブ魔法少女として設定された可能性が高くなってきた。
湯国市を舞台とする灰色革命でもその他の魔法少女が同じ姿で登場した。