六獨天缺

ろくどくてんけつ

台湾の人形劇「霹靂布袋戲｣シリーズの登場人物。

「慈悲從來不在撒手處，末日－－只餘華美成殤恨。」

概要

｢霹靂布袋戲｣の登場人物。

中陰界の主－宙王の側近。クールで寡黙な剣士で、中陰界では「不敗之劍」の二つ名を持つ。出身について謎だらけだが、宙王から絶大な信頼を得ている。

黒い西洋甲冑を着た、白い髪の剣士。額には逆十字、顔に七つの大罪の紋様がある。技を繰り出す時は、逆十字に祈りを捧げる行動が特徴。

月藏鋒、黑色十九とともに中陰界三大劍者と呼ばれた。その剣術の腕から、中陰界の皇太子の剣術師範にも就任している。

友人の月藏鋒が宙王を激怒させた時に、月藏鋒を庇ったり、命の恩人である宙王に忠誠を尽くしたりと、情に篤い一面も見られる。

宙王の死後、中陰界に戻って隠居した。その間に鬼掌に就任し、「霹靂開天記之創神篇」では原無鄉に央千澈の魂と再会させた。

「霹靂驚濤」では中陰界の動乱の中、仲間とともに善戦するも、仙蹤無名に刺されて生死不明となる。

出身については、未だに謎が多い。「霹靂魔封」にて、八歧邪神と死神の会話で少しだけ言及されたことから、八歧邪神と何らかの関係がある様子。