概要
ドラゴンクエストⅩに登場するボスモンスターの一体。
ハイエンドバトルコンテンツ「深淵の咎人たち」の第三弾としてVer.6.5前期に実装された。
「凶禍」とはわざわいや災難のこと。
外見は釜のような胴体から触手じみた黄金の手足が伸びている亀型の殺戮兵器で、CGモデルは嘲弄の邪神の流用。
触手部分は肉体ではないのか、種族はエレメント系である。
天使も人間も区別なく実験対象として見ており、その姿も禁忌の果実(女神の果実?)によって変貌したものらしい。
名前の由来はラテン語で黄色を意味する「フラーウム(flavum)」か。実際、体色はもちろん使用する技にも黄色を冠したものが多い。
ルベランギスは赤、アウルモッドが橙がイメージカラーだったこともあり、順調に虹の七色が揃いつつある。
戦闘
つよさは1と2の二段階。
つよさ1に限り8人PTか4人PTを選択することが可能。8人PTと4人PTで貰える報酬も異なる。
「黄色の災い」や「黄色の衝撃」など、邪蒼鎧デルメゼを思わせる高火力の特技を放つが、それよりも強力なのは神速メラガイアーや連続ドルマドンなどの呪文攻撃。
これまでも羅刹王バラシュナ等呪文攻撃が強力なボスは多く存在していたがコイツはそれらの比ではなく、一撃で4000近いダメージを食らうという即死級のものとなっている。
したがって半端な呪文耐性では意味がなく、魔結界込みで呪文耐性100%の装備が求められる。
咄嗟の呪文対策としては、賢者のマホステや、ガーディアンの退魔の鏡なども有効。
他、「急襲する吸収」というふざけた名前の特技も使うが、これは対象とその周囲のキャラクターを強制的にスタンさせバフを全て剝がすという凶悪かつ理不尽な必中技。
しかもこの技は最後尾を狙う確率が高いため、多くの場合立ち上がりの遅い賢者がターゲットにされる。
この急襲する吸収をどうケアできるかも、PTメンバーの腕の見せ所だろう。
構成は大きく2パターン。魔結界を維持しつつ戦う「魔剣士構成」と、魔剣士をバトルマスターに変更し「MPブレイク」でフラウソンのMPを枯渇させ呪文攻撃を完封する「バトマス構成」があり、実装から日が経つにつれて後者の人気が高まってきている。
もっとも、後者は戦い方やPT間の連携が取れていることが前提の戦法であるため、オートマッチングの8人PTでは基本的に前者を意識した方がよい。
固有ギミックは、「先兵召喚」で「ボルボ」と「ペネトーレ」というオトモを召喚してくるというもの。
ボルボはPTの誰か一人に狙いを定めると追跡し始め、追いつくと大爆発する。この二体は攻撃対象にできないのだが、ペネトーレをボルボの爆発に巻き込むことはできる。
ペネトーレは放っておくと厄介な攻撃を連発するため、最優先で爆発に巻き込んで処理したい。
フラウソン本体に爆発をぶつけると数秒スタンするほか被ダメージが増加するため、巻き込みに注意してうまく利用したいところ。
また、「先兵召集の号砲」を使うとこの二体が自動沸きするようになる。
つよさ1を撃破すると「黄の楔を穿ちし者」、つよさ2だと「凶禍の断罪者」の称号が得られる。
関連タグ
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魔祖の血族:「深淵の咎人たち」の前身となるハイエンドバトルコンテンツのボス達。