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概要

ドラゴンクエストⅩに登場するボスモンスターの一体。

Ver.6.1で実装されたハイエンドバトルコンテンツ「深淵の咎人たち」の第二弾として実装された。

外見は黄金の角をもつバフォメット(※山羊型の悪魔)といった趣で、CGモデルは防衛軍のボス・闇朱の破砕将ボーガの流用。

厭悪のルベランギスとは逆にこちらは人間を愛しているが、そんな人間を見下す天使たちのことを傲慢で無知蒙昧な存在だと悟り全てに絶望してしまった。「絶念」という肩書もそのあたりが理由と思われる。

…もっとも、Ver.6の序盤に主人公(DQ10)が天使たちに理不尽な扱いを受けたこともあり、アウルモッドに同調するプレイヤーもチラホラいる模様。

名前にアウルと入っているが、邪眼皇帝アウルートとは異なりフクロウは一切関係ない。

ラテン語でを意味する「アウルム(aurum)」が由来と思われる。

戦闘

つよさは1と2の二段階。

つよさ1に限り8人PTか4人PTを選択することが可能。8人PTと4人PTで貰える報酬も異なる。

これまでのエンドコンテンツにおける強敵は、剛獣鬼ガルドドン然り邪蒼鎧デルメゼ然りルベランギス然り攻撃や特技が2回ヒットするものばかりであったが、こいつは珍しくほとんどの攻撃が単発となっている。

従って僧侶の「聖女の守り」が大活躍する。前衛はできる限り「振り下ろす怒号」等の強力な技を単体受けして僧侶の負担を減らしたい。

固有のギミックは、紅の陣と紫の陣を召喚する「運命の円陣」、および紅の魔結晶と紫の魔結晶を召喚する「運命の魔結晶」。

前者は時間内に指定された色の陣に入ること、後者は時間内に指定された色の石を破壊することが求められる。

失敗するとあの忌まわしい「ザオトーン」や、与ダメージ減の効果が付与されるため最優先で処理したい。

つよさ1を撃破すると「橙の楔を穿ちし者」、つよさ2だと「絶念の断罪者」の称号が得られる。

余談

ルベランギスや後に登場したフラウソンは自身のイメージカラーを冠した技(「ヴァーミリオンボム」「黄色の衝撃」等)を使用したが、アウルモッドはオレンジ色を冠した技を持っていない。

先述したように固有ギミックとして赤と紫の陣や結晶を召喚するのだが、何の偶然かこのボスが実装される直前に発売された某RPGと色が被っている。…が、きっとおそらく、何も関係はないだろう。

関連タグ

ドラゴンクエストⅩ 咎人

厭悪のルベランギス 凶禍のフラウソン 悲愴のウィリーデ:同僚

魔祖の血族:「深淵の咎人たち」の前身となるハイエンドバトルコンテンツのボス達。

堕天使エルギオス:天星郷フォーリオンのバトルコンテンツで戦うボス繋がり。人間を愛していたが天使を含めた全てに絶望するなど共通点がみられる。

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