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概要

ハイエンドバトルコンテンツ「聖守護者の闘戦記」の最終ボスとして、Ver.5時代に実装されたボスモンスター。

古代魔族の王として、配下の魔祖の血族たちを率いてオーグリード大陸で破壊と殺戮を繰り返すが、一度目はガズバラン神、二度目は聖守護者ラダ・ガートらによって目論見は阻止される。

最期はラダ・ガートの娘ガラテアと一騎打ちとなり、姿を消したという。

(このあたりの顛末はバラシュナを一度倒した後に管理人のユリエルから聞けるほか、天星郷フォーリオンの天使からも語られている)

名前の由来はインド神話のラークシャサ(羅刹)の王、魔王ラーヴァナと思われる。

外見は創造神マデサゴーラの色違いで、虹色の装飾を身に着けた漆黒のドラゴン

配下たちは元々はただの雑魚モンスターであったが、バラシュナのみ元の姿はとある魔王であったという。年老いた魔王が魔祖シュナと契約して外法を施され、知性と引き換えに絶大な力を持つ魔物として君臨した。

シュナの方はこの外法を使用したことにより魂ごと消滅してしまったという。

戦闘

聖守護者の闘戦記のラスボスというだけあって、これまでの魔祖の血族を全員召喚してくるという演出が最大の特徴。

召喚された魔祖の血族らは全員「魔想念」という霊体であり、攻撃はおろか触れることもできない。ただし1分経過すると自動的に消滅する。

バラシュナ戦ではこの魔想念が居座っている召喚フェーズと、バラシュナ単体のフェーズを交互に繰り返してゆくこととなる。

守備力が非常に高く、「羅刹王の覇道」や「嵐撃シェルター」という特技で物理ダメージ対策をしてくるため魔法使い賢者などの魔法構成が主流である。

また、各特技の巻き込みを防ぐためにひし形等の独特な陣形が推奨されている。いくつか存在するため、戦いに挑む前は、PTメンバーで陣形について話し合っておくことは必須といえる。

一方でつよさ3でもHPは39万程度と、HPオバケだったガルドドンやデルメゼと比べると控えめであり、時間には比較的余裕がある。

また、物理職が不利といっても会心の一撃は普通に入るため、武闘家バトルマスターにも活躍の機会はある。

実際、遊び人がひゃくれつなめで守備力を極限まで下げた上で物理職が一気に会心を叩き込み短時間撃破するという報告も上がっているため、様々な遊び方ができるボスといえる。

バトルガチ勢からは「弱すぎる」という声も散見されたものの、ライト勢からはハードルが低めのボスとして評価する声もある。

つよさ4では一転してHP約220万というえげつない数値になっており、Ver.7.2で大幅強化された魔法職の面目躍如といったところ。

行動間隔が短縮され、各種特技の威力が上昇している上にほぼ常時「羅刹王の覇道」を維持しているためこちら側もしっかりとHPを盛る必要がある。

その他、厭悪のルベランギスが使用していた「サークルディザスター」や、HP50%以下からは「真・羅刹王の覇道」などの新技も使用してくる。

また、魔想念デルメゼがこちら側に攻撃行動をとってくるようになったため召喚フェーズの難易度が上がっている。

デルメゼ4とは異なり初日討伐者はそこそこ存在するが、それでも魔祖の血族の大ボスに相応しい強さと存在感は取り戻せたかもしれない。

つよさ3を撃破すると「羅刹調伏の勇士」、つよさ4を撃破すると「羅刹調伏の大英傑」の称号が得られる。

調伏(ちょうぶく)とは、修行によって悪行を制したり、祈祷によって悪鬼を倒すことをいう。

余談

  • 彼を生み出したシュナは本作を題材とした漫画「蒼天のソウラ」にも同名の人物が登場している。
  • 普段は戦場の中心に居座って一歩も歩かないバラシュナだが、一時期混乱して歩き出すという妙なバグが発生していたことがあった。この状態だと通常攻撃を行うようになる(攻撃モーションは設定されていない)。

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羅刹王バラシュナ
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