紅殻魔スコルパイド
こうかくますこるぱいど
ハイエンドバトルコンテンツ「聖守護者の闘戦記」の第二弾として、Ver.4時代に実装されたボスモンスター。
羅刹王バラシュナの腹心でガートラント城下町建国の際に勃発した戦いの大将格らしい。
「紅殻」の名の通り紅のボディを持つ巨大なサソリ型モンスター。魔法は使用しないが大きな両手杖を携えている。
また、名前に「パイド(まだら)」と入っているだけあって所々に黒い斑模様が見える。
元々は平凡なおおさそりであった。このおおさそりに魔祖スコルが外法を施して生み出した魔祖の血族がスコルパイドである。
Ver.5.5後期では製作者の魔祖スコルが、「起源魔スコルパイド」として登場する。
実装当時はつよさが1~3のみであり、日毎に強さがループしていた。
現在はつよさを自由に選べるようになり、つよさ4が実装されている。
バトルフィールドは「聖護の結界・紅」であり、報酬は「紅水晶の羽根」。
最大の特徴は、頻繁に使用してくる特技ザオトーン。これはエリア全域に影響し、蘇生を封じる他、天使の守りなどの蘇生効果の技を強制的に引き剥がす効果をもつ。
このザオトーンを封じたり逃れたりする手段は存在しないため、プレイヤーはいかに死なないように立ち回るかが重要になってくる。
ザオトーンの効果終了後は力を使い果たしたのか一定時間スコルパイドがダウンする。この間スコルパイドは自動回復するが、プレイヤーにとっては大技を叩きこむチャンスでもある。このダウン時間はつよさの数字が大きくなるほど短くなる。
上位互換技としてザオトーン・アビスがあり、つよさ3以上はこちらしか使わなくなる。これはザオトーンの効果に加え、一定周期で地面に雷床トラップが出現するという厄介なもの。
このような戦法を取るようになったのは、前弾であるレギルラッゾ・ローガスト戦において、僧侶が天使の守りで何度も蘇りつつ死者を片っ端から叩き起こす所謂「ゾンビ戦法」が盛んに行われたためと推測されている。
実際スコルパイド戦では僧侶よりも、スコルパイドが多用してくる多段攻撃対策として「いやしの雨」が使える賢者の方が重宝されやすい。
また、攻撃が高威力かつ苛烈なため、まもの使いのHPリンクによるツーマンセルの戦法が必須。
その他の特技としては、前方長距離に大ダメージを与える「ブラッドウェーブ」や、前衛殺しの範囲攻撃「紅蓮の熱波」、足元トラップである「真紅の血陣」など赤に関連した名前の特技を多用する。
蠍らしく「死毒の旋風」で毒も付与してくるため注意。
つよさは3でも28万程度とハイエンドバトルのボスにしては低めだったが、一方でつよさ4はHP85万にはね上がっている。
ザオトーン・アビス後の自動回復も含めると実質90万程度のHPといえる。
つよさ3を撃破すると「紅殻破砕の勇士」、つよさ4だと「紅殻破砕の大英傑」の称号が得られる。