CV:池田秀一
概要
黒羽盗一が扮する、各国を股にかけた大怪盗。日本では彼の専任捜査官として中森銀三が就いている。
当初は怪盗1412号と某国警察機関から振られた番号を通称としていたが、後に今の「怪盗キッド」の名が定着した。その名づけ親ともいえる工藤優作とはライバル関係にあった。
活動目的はパリで出会った「ファントム・レディ」の記憶を人々から消し、彼女を超える怪盗になる為である。
いささかロマンチックな理由ではあるが、センサーの位置を全部暗記し、暗視ゴーグルなしで平然と歩み寄るという驚異的な頭脳と豪胆さを併せ持つ人物であり、救い出した彼女に最初に盗まれる宝石と称してプロポーズ。妻となった彼女との間に一子をもうける。
しかし、あるマジックショーの開催を最後に、忽然と姿を消すこととなる。
余談
- キッドの衣装はマジックショーで使うために用意したものだったが、上述のようにファントム・レディを救う際にその姿を衆目に晒してしまったため、そのままキッド専用の装束として流用されることになったという経緯がある(そのためショーで使われることはなかった)。
- 現在、この出で立ちは2代目となった息子に引き継がれている。