概要
『まじっく快斗』に登場する、黒羽盗一・黒羽千影・黒羽快斗の3人家族。
父親の盗一は初代怪盗キッド、母親の千影はファントム・レディ、一人息子の快斗は現怪盗キッドという、生粋の怪盗一家である。
表向きは、世界的マジシャンの黒羽盗一とその遺族の母子家庭となっている。
快斗は17歳の誕生日を迎えるまで父親の正体や自分の血統を知らずに一般家庭の子として育ち、母の千影と二人暮らしをしていた。千影も主婦として家庭に入っているが夫の正体については把握しており、息子が真実に気づくことを薄々覚悟していたような描写があった。
後に明かされた盗一と千影の馴れ初め話により、普通の主婦と思われていた千影も実はファントム・レディという女怪盗であることが判明し、黒羽家は純度100%の怪盗一家となった。
千影と快斗がお互いの怪盗活動や盗一の正体について直接暴露した場面は無いが、いつの間にか母子ともにお互いの正体を把握しており、快斗はたまに母親の怪盗時代の後始末を押し付けられたりもする。
原作では1話目以降、アニメ版(トムス版まじっく快斗&まじっく快斗1412版)では1話目以前から千影は何らかの理由で世界各国を駆け回っているようで快斗はほとんど一人暮らし。千影は息子の幼馴染の中森青子と仲が良く、海外からオンライン通話で世間話をしている場面がある。また、まじっく快斗1412では黒羽家と中森家が隣同士という設定になっており、高校生の身で一人暮らし状態の快斗を想ってか、中森家の朝食や夕食に快斗を招いて青子・中森銀三の三人で一緒に食事をしている描写が複数ある。
物語開始時点で盗一は故人であり(快斗が2代目怪盗キッドを襲名したのは盗一の仇と真実を知るため)、残念ながら作中で家族が揃っている場面は皆無。『名探偵コナン』にて生前の盗一が幼い快斗を連れて工藤有希子と交流している場面はあるがこの話に千影は登場していない。
関連タグ
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以下、劇場版『100万ドルの五稜星』のネタバレ注意
父子で銀幕にて活躍。
怪盗コルボーの存在や原作者のファンとの質疑応答もあり、以前から盗一の生存は仄めかされていたが、今回は劇場版という華々しい舞台で改めて明かされ、更に盗一は工藤優作と双子の兄弟という新事実も発表された。
これにより黒羽家は工藤家とも縁戚として繋がっていることとなった。