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CV:

肝付兼太(『名探偵コナン』#219)

矢田耕司(『まじっく快斗』)

羽佐間道夫(『まじっく快斗1412』)

陶山章央(劇場版『業火の向日葵』(青年時代))

野島昭生(犯人の犯沢さん)


元々の登場作品である『まじっく快斗』が長らく連続アニメ化されず、単発回での登場スパンもかなり空いた事もあり担当声優が多い。


概要編集

ビリヤード場「ブルーパロット」のオーナー。年齢61歳。

本人も超一流のハスラー(ビリヤードプレーヤー)である。


8年前までは有名マジシャンである黒羽盗一の付き人を務め、彼の息子の黒羽快斗とは「(快斗)ぼっちゃま」「ジィちゃん」と呼び合う。

店も彼の自宅近くに構えていて、訪れる客を迎える態度は穏やかで紳士的。

形式ばかりを重んじる事無く誰もが行き着ける店を信条としており、それを重要視しない同業店を苦々しく思っている。


そんな経営者は表の顔で、裏では大快盗であった初代怪盗キッドの執事兼助手としても長い間仕えてきた。


現在は後を継いだ息子の快斗の保護者代わりと2代目怪盗キッドの補佐役で、捜査撹乱や潜入と逃走の手引き、特殊な道具の調達などを担当、状況によっては年齢をものともせず変装やおとりなどで体を張ってサポートする。

父子二代に渡りマジシャンと快盗の両面を支えてきた有能な人物だが、先代の正体と死因を息子に告げることになってしまったことは「一生の不覚」と項垂れた(ただし、快斗の部屋のパネルが8年後に開くよう細工され、メッセージのテープを残していたことから、盗一も時が来れば真実を明かす意思はあったと思われる)。


名探偵コナンでの動向編集

快斗に続いて兄弟作品『名探偵コナン』にも登場するが、コナン本編では長らく「キッドの謎の相棒」として風貌や声が明かされてこなかった。


劇場版『業火の向日葵』終盤でようやくその素顔が公開。

同作ではキーパーソンとして戦時下の青年時代が描かれており、書生として下宿していた芦屋市の資産家の屋敷の娘のウメノに恋をしていた事が明かされる。

快斗の協力を得て鈴木財閥が主催するゴッホの「ひまわり展」開催にこぎ着け、潜入中でのモニター越しながらも数十年ぶりに彼女と再会することができた。


同映画のOPでは江戸川コナンの正体を知っていると解説されているが、正体を知った経緯(恐らく快斗から聞かされたものと思われる)や原作またテレビアニメ本編に反映されているかは不明。

また映画の真犯人の動きを事前にどうやって察知したのかも明かされなかった。


そして今作最大の疑問点が、そう彼は61歳なのである。

「コナン」は現在進行形のサザエさん方式(サザエさん時空)を採っており、映画は2015年に公開。

史実で件の芦屋の空襲があったのは1945年で、青年当時の年齢は風貌から見て20歳前後である事から、すなわち現在90歳前後になってしまうのである。

一体どうやって原作やテレビアニメと調整するつもりなのであるか、気になる点である。(もしかしたら「まじっく快斗」が1987年から始まっているので、それに合わせるのであれば61歳でも納得できるが…)


その後、劇場版『紺青の拳』でも、怪盗のサポート役として姿のみでカメオ出演した。


関連項目編集

まじっく快斗 名探偵コナン

寺井ちゃん 怪盗キッド 初代怪盗キッド ブルーパロット

黒羽盗一 黒羽快斗

執事 助手

業火の向日葵

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