ペニスの皮が完全に剥けていて、亀頭全体があらわになったペニスのこと。
解説
ペニスは、亀頭部、尿道を覆う3つの海綿体からなる陰茎体部と陰茎包皮からなる。
この陰茎包皮が俗にいう「皮」であり、陰茎包皮は包皮口から折り返し、外板と内板に分かれる。
「剥ける」とは、陰茎包皮がペニスの根本側に向かってめくれている状態を指す。
個人差があるものの、ペニスは小学校高学年頃から第二次性徴期に突入するとそれまでと比べて大きく成長する。
そのペニス全体や亀頭の成長に伴い、包皮が後退して亀頭が露出するようになる。
特に亀頭が完全に露出しているペニスを『露茎(正式名称)』『剥けチン(俗語)』『ズル剥け(俗語)』などと称する。
これに対してある程度剥けてはいるものの、完全には剥けていなければ『半剥け(俗語)』と呼ぶこともある。
ただし多くの日本人男性は個人差はあれど、ペニスが勃起していない時(平常時)は包皮がある程度は亀頭に被ったままであり、普段から完全に亀頭が露出している人は少ない。
包皮が剥けるきっかけとしては、
『父親を始めとする身内などから、入浴時に衛生のために包皮を剥いて洗うように指導をされたら剥けるようになっていた』
『上のケースと同様に、人から「ペニスの皮は剥ける」と教えられて試したら剥けるようになった』
『ペニスの成長に伴い、気がついたら剥けていた』
などのケースが考えられる。
なお包皮自体は本来亀頭を保護するための物として存在し、なおかつ包茎でもセックスは問題なく可能であるため、衛生面以外では被っていても問題はない。