プロフィール
CV | あきやまるな |
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概要
スポーツ紙・日刊エヴリースポーツのカメラマンで、鴨田の後任(原作では鴨田は芸能欄に異動となっている)。
新人ながら腕前の評価は高いが、当初ミーハー気分で仕事していたことを松田に非難され、それ以降自分を本気で叱ってくれた松田に対して一方的に好意を寄せる。その一方で、柔が松田に気があることを察するなど勘が鋭い。
パーマをかけたウェーブヘアで金髪、そして屈指のボディコン体質であり、バストのでかさはマリリンに次ぐレベル。そのプロポーションの良さもあって、尚更、柔にコンプレックスとヤキモチの感情を植え付けていく。
猪熊柔と松田の接近をあの手この手で妨害し、柔に「もう冷めた」とか「いつも半同棲している」、「自分は松田と結婚する」、「結婚話の邪魔しないで欲しい」などのデマを告げたりする。そして、柔もその度に、それを真に受け、プライベートどころかしばしば試合への集中まで乱されることにもなっている。
原作ではどちらかというと口八丁な策士タイプだが、アニメ版では身勝手さがひどくなっており、勝手に松田の家に泊まり込んだり、何かあっては泣き落とし(嘘泣き、原作ではマジ泣きシーンはあるが、嘘泣きはしていない)を使ったりして松田をユスるなどとことん嫌なキャラとして描かれていた。
だが、人一倍恋愛に奥手な柔にとって、松田を異性として意識するきっかけになった人物でもあり、邦子のデマや行動があって初めて、松田に対し、淋しさや嫉妬、動揺という感情が芽生えているなど、劇中では柔の本音を引き出すトリガーとして欠かせない人物である。
バルセロナ五輪の撮影から外されたものの、松田と柔の関係を妨害すべく、父親に旅行費用をおねだりして渡航を決意。その際荷物紛失に巻き込まれた結果マフィア連中に誘拐され、松田に救出される騒動を起こした。それで、勘違いも頂点に達してしまい、松田の部屋を訪ねようとした柔を追い払ってしまうが、松田からは好きな人(猪熊柔)がいる、君は仕事のパートナーでしかないと、と断りを入れられ、失意の中ホテルを飛び出していく。
その後は今までの罪を清算するように、失恋したと思って涙ぐむ柔に、実は両想いであったことを白状した。それどころか後で二人の恋仲を後押しする役割へと変わっており、二人の恋愛が最後の最後で成就できたのも、彼女の力あってこそである。
また、同僚の鴨田から好意を寄せられており、松田に失恋した直後はヤケ感情ではあるが、彼の胸元に飛び込んでいる。
写真撮影の実績としてはユーゴ世界選手権のフルシチョワ戦決勝、全日本選手権の準決勝及び決勝、正直杯での花園の払い腰、そしてバルセロナ五輪でのジョディ戦での優勝決定の瞬間、表彰式のシーンなど、鴨田と比べても十分なものである。
実家はヘルシーランドカガというヘルスセンター(原作では銭湯、映画版ではスーパー銭湯)経営者、父親ははちまき姿で、べらんめえ親父風。また、顔は出ていないが、母親もいる(本人の泣き言のような発言で「お父さん、お母さん」と叫んでいる)。
ちなみに彼女も柔、富士子、松田、風祭、さやかと同様一人っ子である。
ねとらぼでの人気投票はわずか3票というファンもびっくりの低さだった(嫌われ者の筆頭、風祭でも20票あったというのに…)。