概要
東方Projectの書籍作品『東方茨歌仙』に登場するキャラクター。本名は明らかになっていない。
化け狐らしく、化けることが得意。
大抵人間(ほとんどの場合は霧雨魔理沙)に化けていて、元の狐の姿で居ることは少ない。
登場話
第八話『狐の奸計』にて初登場した。
魔理沙に化けて博麗神社の宴会に潜入。しかし、酒に酔いつぶれてしまった所を博麗霊夢に見つかってしまった。酒に目が無く、楽しそうな宴会を見るとついつい潜り込んでしまうという。
その後、霊夢に取り入り、管狐を利用して霊夢を騙し富を得て、そのまま逃走した。
第九話『新旧の妖怪』にも登場。
霊夢によって捕らえられており、終始緊縛状態だった。
第十一話『運松庵の太公望』では、直接登場はしていないものの、霊夢と華扇が本物の魔理沙を化け狐だと疑って捕まえてしまうシーンがある。
月刊ComicREX2012年6月号『東方茨歌仙出張版第2回』にも登場。
二ッ岩マミゾウと対面している。
容姿
本来は獣の姿をしているが、本編中では霧雨魔理沙の姿に化けている事が殆ど(本人は「人間の姿の方が喋りやすいから」と発言している)。
三つ編みの位置が本物と逆であること以外は本物の魔理沙と大差は無いが、霊夢に正体を指摘されてからは狐耳と尻尾を露わにしている。
第八話では東風谷早苗の姿にも化けており、茨歌仙の早苗の特徴的な双葉のようなアホ毛が無い代わりに狐耳を彷彿とさせるような形に髪を跳ねさせている。
何れの状態でも八重歯が強調されていることが多い。
二次創作
『東方三月精』には化け狸が魔理沙に化けたキャラクター、通称魔狸沙が登場しており、本物の魔理沙、茨歌仙の化け狐、三月精の化け狸の三人がセットで描かれているイラストもある。