概要
「皆さん、北宇治高校吹奏楽部へようこそ」 とは、武田綾乃による吹奏楽部小説『響け!ユーフォニアム』シリーズの作中において、北宇治高校吹奏楽部に新入部員を迎える際に顧問が語る言葉。
主に、同部の正顧問である滝昇が新入部員を前にして初めて壇上に立った際に口にしており、彼の優しい言葉づかいと包容力のある仕草によって、多くの部員たちが今後の活動に期待を募(つの)らせている。
また、『久美子3年生編』(原作小説『北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章』およびTVシリーズ3期)のエピローグでは、北宇治高校に教師として赴任して3年目の春(TVシリーズでは2024年)を迎えた黄前久美子が笑顔とともにこの台詞を語り、北宇治高校吹奏楽部の新入部員を迎えている。
なお、原作小説の第1巻とTVシリーズ1期の総集編(劇場版)のサブタイトルがそれぞれ『北宇治高校吹奏楽部へようこそ』であり、シリーズの最後がこの台詞で締めくくられていることから、本台詞は6年(小説)ないし8年(TVシリーズ)越しの伏線回収であるともいえる。
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そして次の曲が始まるのです:TVシリーズにおける黄前久美子のモノローグ(決め台詞)。