概要
2016年2月7日の日本時間9時01分頃、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は北西部における平安北道東倉里にある西海衛星発射場において、「地球観測衛星『光明星4号』打上げ」と称した、長距離弾頭ミサイルを南へ向けて発射した。
北朝鮮は2月2日に国際機関へ対して、8 - 25日の間に「衛星を打上げる」として、落下予告区域を事前告知していたが、6日には7 - 14日の間に変更しており、情報を早くに掴んでいた中谷元防衛大臣は、1月28日に2月25日を期限とするミサイル破壊措置命令を出しており、自衛隊は沖縄へのミサイル直撃や残骸落下を防ぐために迎撃態勢を取っていた。
この事件は日本メディアでも生中継され、発射されたミサイル動向や、それによる沖縄への影響などが放送された。
某有名アニメを見ていた人々は急に映像が変わって驚いたことであろう(後に1週間遅れの形に延期)。
さらに8月24日未明にも、日本海海上で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射し、500km飛行した後、日本の防空識別圏へ落下した。