概要
北朝鮮で生まれた曲なので内容としては偉大なる指導者、党、軍、民族、主体思想、国などを賛美する内容がほとんど。南側がアメリカ化を推進して日本文化の要素を排除していったのに対し、北朝鮮はロシアや日本の曲から影響を受けた部分を大きく残しており、日本人の耳にもフィットしやすい。
共産趣味で密かに人気であったジャンルだが、流行には「真夏の夜の淫夢」が関係している。
もともとネットでは大変に悪かった日韓関係だが2010年代前半に劇的に悪化。当時の人気サイトニコニコ動画では政治カテゴリが力を伸ばしていたが、あまりに増えた政治ネタに辟易する住民も出てきていた。
同時期に勢力を拡大中の例のアレ民も基本的には韓国への印象は良くはない心情的右派が多かったものの、政治カテゴリの対立軸という側面があったということもあり比較的穏健派が多くノンポリの傾向があった。
そんな中で、愛国・リベラル・韓流のすべてを忌避できるNK-POPが、左右の政治ネタ避けとして、その音楽性も相まって急速に普及した。
こうした経緯からNK-POP愛好家も大半が左派とは関係がないとみられ(むしろ右派の可能性大)、逆にK-POPは右派オタク層の間で聴かれないなど冷戦時代と全く真逆の事態である。オタク界隈では「好きなK-POPは?」と聞かれたら「攻撃戦だ」あたりを答えるのが模範解答とされる。
意外だが、映画「トラック野郎」シリーズの挿入歌「トラック音頭」のカバー曲もあったりする。珍しく歌詞が日本語であったりする。(日本語歌詞の後にハングル語の歌唱に変わるが)
何故この歌がカバーされているのかは謎。
また、近年ではセルビアの民族主義者やブラジルの左翼団体など反米勢力によってNK-POPがカバーされるケースもある。
有名曲
- 攻撃戦だ…言わずと知れたコンギョ。
- あなたがいなければ祖国もない…なんかのビデオに日本語訳が収録されflashも作られ古くから知られた。空耳で「餓死にあってもウリはOK」と聞こえることで有名。
- 金正日将軍の歌…空耳で「乳エロの魂」に聞こえる。喜び組はいたがおっぱい好きだったかは不明。
- フルラリ…flash動画3歳シリーズで使われていた(商業化の際に変更された)。
- 海岸砲兵の歌…徳山昌守の入場曲。
- 遊撃隊行進曲…日本歌謡「ハイカラ節」の替え歌。暗号放送に利用されていたことから放送マニアに有名だった。