概要
日本では本来そのような習慣はなく、ホラー映画『13日の金曜日』を指す意味として用いられている。
カナダ製ファンタジーホラードラマ『13日の金曜日(Friday the 13th)』(前者とは無関係)を指す場合もある。
13日の金曜日に、キリストが磔刑となった説、12人の神の祝宴に13人目の招かれざる客ロキが乱入した事から『13』という数字を『悪魔の1ダース』呼び忌み数として扱う様になったと言われている。
また、キリストの使徒ユダや、悪の象徴とされるサタンなどが13番目に位置することも影響している。
ただし、聖書に処刑の日を特定できる記述はなく、13日の金曜日が明らかに忌み日とされている由来は明らかではない。
ちなみに13日の金曜日がある月の1日は必ず日曜日になる。大相撲の13日目も(日程がずれない限り)必ず金曜日になる。
13日の金曜日の出来事
- 映画『13日の金曜日』シリーズのうち、4作が実際に「13日の金曜日」に公開されている。
- 人類滅亡を描いた映画『2012』がアメリカで公開されたのは、2009年11月13日の金曜日。
- イギリスのロックバンドブラック・サバスのデビューアルバム『黒い安息日』がリリースされたのは、1970年2月13日の金曜日。
- アポロ13号の酸素タンクが爆発する事故が発生したのは、1970年4月13日の金曜日。
- ウルグアイ空軍機571便遭難事故(生存者の人肉食で有名)が起こったのは、1972年10月13日の金曜日。
- 1996年9月、アメリカのラッパー2パックが銃弾を受け死亡。命日が13日の金曜日であったため、様々な憶測が飛び交った。
- 1942年11月13日未明、第三次ソロモン海戦の第一夜戦。ソロモンの悪夢と呼ばれる。
13日の金曜日の事故、事件がフォーカスされているだけで、迷信を信じた医療現場での手術、一般家庭の外出などが少なくなることから、当日の被害はむしろ少ない。
日本では地方によって異なるが、週末よりも平日日中の方が事故が多い。警視庁
関連タグ
諸星あたる:誕生日が4月13日の金曜日。ちなみに逆算すれば1962年生まれということになる。